3社からプラン提案を受けた。やはり3社三様のプランだった。忖度なしに順位をつけていこう。



3位 積水ハウス

・とにかく間取りの稚拙さが目立つ。(生活動線考えてる??)

・ツッコミどころが多く、どこからツッコむか悩むレベル。

・シースルー階段について、安全面等から妻が激しく抵抗

・北側斜線など規制を気にしすぎて、結果的にこちらに我慢を強いる設計になっている点がガッカリ。



2位 住友林業

・デザインは普通と感じたが、生活動線への配慮が感じられるところは好感。

・外観すっきりでオシャレ。見た目は一番カッコいい。

・よく考えられている設計。ツッコミどころがない。

・外構パースへの異常なこだわり



1位 旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)

・デザインが圧巻。3社の中で唯一ワクワクした設計。

・間取りも「正解!」と言いたくなるくらい、無駄がない。唯一子ども部屋がかなり小さい点が気になったくらい。

・生活動線への配慮が素晴らしい。



【全体の感想】

設計士が違うだけでこんなに違うのか!というくらい、差が明確に出た各社のプランだった。正直、プラン提案前はほぼ積水ハウスで決定かなー?と思ってたところで、まさかのダントツ最下位。プランの修正も多岐に渡り、期待値が上がっていた分残念だった。

住友林業はいい提案とは思ったが、こだわりポイントがあまり響かなかった点もあり、この順位に。とはいえ、すでに払った5万の力を期待していたが、他2社と比較して特にサービス面で優れているポイントはなく、(むしろTLMやバス見学会のようなイベントへの誘いもなく、住まい博でただただ契約を急かされた)その意味では残念だった。

そして何と言ってもヘーベルハウス東京デザインオフィスの設計士!素晴らしいの一言。やはり優秀な設計士って本当に優秀なんだなと思わせてくれたという点で本当に感謝したい。



至る所で「営業マンは大事」と聞いてきたけど、設計士はもっと大事ということを声を大にして言いたくなる結果であった。優秀な設計士さんはプラン提案時のプレゼンもとにかく優秀で、「何故こうしたか」をこちらが納得するように説明してくれる。方向性の相性は人それぞれだとは思うが、そこに納得感が生まれる設計こそがいい設計なんだと思う。

あともう一つ。ヘーベルハウスの設計士さんが優れていたのは、設計士が建設予定地を見に来ていたこと。これ地味にめちゃくちゃ大切で、周りの家からの見え方とか、隣家の構造にも配慮する設計を提示したのはヘーベルハウスのみであった。もちろん他2社も共有はされているんだろうけど、やはりその土地のカラーというか雰囲気みたいなもの(?)は絶対あると思っているので、それを把握しにわざわざ設計士を動かしてるヘーベルハウスは素晴らしいと言える。



プランも出揃ったので、最後に各社のいいところを一社ずつ書いていって、メーカー検討編は終わりにしたい。いよいよ契約だが、果たしてどこのメーカーを選んだのか。営業マンランキング1位の積水ハウスか、設計1位のヘーベルハウスか、はたまた契約を急かしてくる住友林業か。皆さん、興味はないと思うが、乞うご期待である。