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さて続きです。
なぜ最初につけないと意味がないのか。
それは
6、補助金を受けられる条件
ZEHの補助金を受けるには条件があります。
その条件は「新築」であること。
では新築ってどこまでを指すのか、ですが。
新築とは、
完成日から1年未満の住居用として建てられた家のことで、
所有者がいることと、
住んでいないこと、
のことです。
問題は住んでいないこと。
入居したら終わりです。
なので、
建てたハウスメーカーがZEHのビルダーで、高性能住宅で太陽光を付けていたとしても、住んでから申請したんでは補助金はおりません。
新築、という条件から外れるからです。
なのでZEHの補助金申請するのは、ハウスメーカーを通じて、住む前にしないといけないわけです。
なので、今住んでいる家に太陽光と蓄電池を付けてもZEHの補助金はありません。
そして・・・
7、補助金無くなるかも
2020年に今の制度が変わると言われていますが、それに伴いZEHの補助金も打ち切りになる可能性が高いそうです。
現に、補助金はどんどん額が下がってきています。
要は、ZEHが当たり前になれば、今頑張って普及させようと補助金出してるけどいらないでしょ?ってことです。
なので今がギリギリのところだと思います。
なぜなら・・・。
8、家の建設コストが高くなる
先程書きましたが、太陽光と蓄電池を付けた場合300万は超えます。
予算に余裕がある方はつけられますが、300万って結構ローンを圧迫しますね(;・∀・)
うちは無理でした(;・∀・)
テレビボードに20万使ったけど!!!(笑)
また太陽光と蓄電池を付けただけではZEHの申請はできません、家の断熱性などトータル的に高性能の家でないと補助金は受けられないからです。
つまり申請を受けるためには、300万+床暖房や全館空調など高い費用を払って、良い家を建てる必要があります。
そこで計算をして使うエネルギーより、作ったエネルギーや節約したエネルギーが上回った場合のみ、補助金が受けられます。
床暖房やらなんやらを付けただけで軽く200万くらい行きますからね・・・。
足したら500万とかあっという間に超えます。
そのため中々ハードルは高いですね・・・。
9、家の価値がZEHかどうかで決まる
2020年より、制度が変わるということですが、その後、どんな影響があるかと言うと、
家の価値に変化が生じるということです。
今は、家の価値は10年で半分とか言われますが、
もしZEHが義務化された場合、ZEHがついてない家は新築であっても、ほぼ価値無しという判定になる可能性が高いとのこと。
要は義務化された場合、ついてない家は建築法違反の家となります。極端に言えばね(笑)
違反になることはないですが、前の建築基準法で建てられた家、ということになるので、そのままでは仮に家を売るとしてもほぼ値段がつかないということです。
ま、売りに出す前提で建てる方はいないと思うので、まぁここは気にしなくてもいいか、とは思います。
それに家の価値が低いので固定資産税も高くありません。
ZEH仕様の家の問題はここですよね。
10、固定資産税が高くなる
固定資産税は家の設備も関係していきます。
床暖房や太陽光を付けている家は固定資産性が高くなります。
価値が高いですからね。
だからそこも含めて予算と今後の生活に余裕がある方はZEHはかなりいいと思いますが、
ZEHつけたけど生活ギリギリかな、という方は住んでいる間ずっと高い固定資産税を払うことになるので注意が必要ですね。
そこの業者は、こう言っていました。
「うまいことやるんですよね、国も。
補助金出して推奨してるけど、
要はあとで固定資産税で回収するわけですよ。」と。
設置業者がそんなこと言っていいのか、とも思いましたが、
うちは全部正直に話したうえでお客様に決めてもらうという形でやってますので平気です、だそうです(笑)
ま、それでも補助金なしで高い固定資産税を取られるよりは、補助金もらった上で払った方がいいですけどね(;・∀・)
うちは予算の関係上、ZEHなんてとても無理でしたが、
予算がある方は今のうちに決めた方がいいですね。
個人的には義務化はまだないだろうと思っていますが、
義務化になった場合、先ほどのように、家の建設費がドンと上がりますので、
今の予算では家が建てられない方が出てくるかもしれないらしいです。
そういった意味では、2020年の前に建てられた方はすごく良いタイミングで建てられたなと思います、とその業者は言っていました。
でも、ごめんね。
今から380万は出せないよ(笑)
契約できなくでごめんね(笑)
だって外構にも300万かかるんだもん(;・∀・)
ローンローン!・°・(ノД`)・°・