さて、さっそく本題のお話に入っていきたいと思います。
ネットなどでも、いろいろと嘘か本当か分からないようなことが書かれていますが、その実態とは?
元除染作業員Kさんに、お話を聞いてきました!
〇応募したきっかけは?
もともとは、除染作業をするつもりはなかったんですが、求人情報をネットで検索していて、たまたま目について調べたところ、半年の期間限定で待遇も悪くなさそうだし、まとまったお金を稼げそうだから、軽い気持ちで応募しました。
〇除染作業に抵抗はなかったですか?
あまりなかったですね。ただ、ネットでは、けっこうヤバそうなこと書かれてたりするんで、多少の抵抗はありました。
〇資格とかって必要なんですか?
いえ、何もいりません。ただ、土木関係の資格を持っていると作業の幅が広がることもあって優遇されていたようです。
〇実際に現地に行って、何をしたんですか?
まずは、研修のようなことを数日間。それから、福島県内の決められた地区での除染作業です。建物や農地や森林などを、薬品の入ったスプレーで除染していきます。その繰り返しです。
〇体力的にきつくはなかったですか?
最初は少しきつかったですが、慣れてこれば大したことなかったです。どんな仕事でもそうだと思いますよ。
〇体調が悪くなったり、危険を感じたことはありました?
少なくとも、私の場合はそういったことはまったくなかったですね。
〇生活環境は?
個室の寮が付いて、食堂もありました。徒歩圏内にコンビニもあって、生活に困ることはありませんでした。ただ、娯楽がほとんどないので、休みの日は退屈でしたね。
〇お給料の方は、どんな感じでした?
だいたい月に40万弱でした。現地ではあまり使うこともないので、契約期間が終わった時には小金持ちでしたよ(笑)
〇現地の様子って、どんな感じでした?
あまりテレビで放送されることって少ないですが、やはり、色々な意味で、復興にはまだ相当な時間がかかるなと思いました。完全に除染が終わるまでもあと何年かかるんだろうって感じですね。ちなみに、現地には同じような除染作業員がたくさんいて、外国人も何人かいましたし女性作業員もいますよ。
〇女性作業員ですか?
はい。重労働ももちろんありますが、除染作業自体はそこまで体力を使う仕事でもないので、女性でも問題ないですね。
〇なんか、お話を聞いていると、思っていたのとかなり違いますね。
でしょうね。私もそう思いました。はっきり言って、かなりオイシイ仕事だと思います。もちろん、今は特に何か放射能による症状が出ているわけではないですし、今後、もしかしたら被爆による症状が出るかもしれませんが、少なくとも今はオイシイ仕事だったなと思っています。
〇また行きたいと思いますか?
うーん、即答できません。やはり、不安な部分はあります。それに、前回はとてもよかったですが、次に行ったらまたオイシイかどうかも分かりませんし。ただ、周りのみんなは優しかったし、私は色んな意味で恵まれていたのかなって思いますね。
〇最後に、行って良かったと思いますか?
それは、思います。まず、オイシイ仕事だったってこと。仕事内容はわりと楽で、短期間でまとまったお金を稼げましたから。それに、除染をしているうちに、自分は人の役に立ってるっていう気持ちになってきて、もっと役に立てるよう頑張ろうって気持ちにもなるんですよ。お金稼げて、人の役に立てるなんて、こんな良いことないですよ。ただ、また行くかどうかは別の話ですが。
ありがとうございました!
って感じで、終始明るい感じで終わりました。
最初は、どんなすごい話が出てくるのやと、期待と不安を持ちながら聞いていたんですが(苦笑)
少なくとも、今回の元除染作業員Kさんについては、私が思っていた実態とはかなり違ったようで、少し安心しました。
ネットの情報って怖いですよね。
少なくとも、今回Kさんが話してくれたことは真実だと思います。
では、すべての除染作業員がKさんのように思っているのかと言うと、おそらく違うでしょう。
中には、体調を崩した人もいるかもしれません。
途中で現地を離れた人もいるかもしれません。
今回の取材で知れたことは真実ですが、真実の一端なのかなとも思います。
また、機会があれば、除染作業に従事したことのある人にコンタクトを取ってみたいと思います!
※ PS ※
ちらっと出てきましたが、除染作業に外国人労働者も従事していたようですね。
今、注目を集めている外国人労働者問題ですが、除染作業にも従事しているとは・・・。
彼らは、除染作業のことをちゃんと理解した上で従事しているのでしょうか?
なんか、闇がありそうな予感・・・。