7年前が初掲載ですが、
この時期(お盆/8月15日)に、
先人に思いを馳せながら観るべき映画
毎年この時期に観て再掲します
(8月15日ふつか過ぎた投稿ですが、
細けぇこたぁ気にすんな)
公式サイト
“すず(CV:のん)は、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。
昭和19年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していくなかで、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。”
(アマゾンの本作解説より転載)
「この世界の片隅に」は一昨年から、
アマプラの絶賛無料視聴枠を外れてしまいましたが、
管理人はソフト持ってるので関係ねぇ
(アマゾン視聴(有料:300円)はこちら)
サントラも絶賛ヘビロテちう
(以下、ネタバレあり)
戦争ドラマの新たな視点と
人間模様で好評を博している本作ですが、
管理人はそれもさることながら、
オーソドックスな面でより高い評価をしています。
以下『 』内は本作に対して、
ガンダムの生みの親として知られる富野由悠季氏が
インタビュー🎤に応えた言葉🗣️
『ぼくはあれを“アニメ映画”だとは思っていません。
じゃあ、あのカット割りのまま実写を作ればもっといい映画になるのかっていう話ですが、絶対にそんなことはない。
とてもつまらないというか、きっと実写でやったらすごくいやらしい映画になると思います。
それを漫画キャラクターと手書きの背景という、つまり記号を使って作っているから、すごくリアルな話として理解できるんです。』
人間的にも造形的にもほのぼのとした「こうの史代キャラ」が、
やはり素朴な絵世界の中でほのぼのと喋る声が聞こえ
ほのぼのとした動作にも感じ入る。
そこへ戦禍🩸が降りかかる。
このギャップが戦争の恐しさを、
「キャラも絵も写実的な某○ブリ作品」や実写作品以上に際立たせます。
(載せたら「某」じゃない)
原作マンガのすずさんと、
すずさんの夫の周作さん、
(周作さんがすずさんと一緒になる前に付き合っていた)遊女のリンさんの
「三角関係」関連を中心にカット
された部分も多い本作
ですが、
この観点からすると、
バランスは素晴らしいものに仕上がっている
と当ブログ管理人ぼんおうは感じます
◎主要キャラが絵に描いたような、とは言わないまでも善人ばかり
(管理人も持ってる原作マンガでは
描かれていた、
「(嫁を)変な子に決めんでほんまよかった。」
という、すずさんが嫁いだ北篠家のひとの、
リンさんに対する差別は本作では描かれない。)
◎キャラの造形も原作より愛らしさが盛られている
(更にそれをデフォルメした、
すずさんの萌え(;´Д`)ハアハア..フィギュアさえ商品化されている)
綿密な設定と演出の深さについ見落としがちになりますが、
本作はまぎれもなくファンタジーなわけです。
結果として“敷居”がひくくなり、本作に引き寄せられて、
戦争の悲惨🩸
をいわば不意打ちで感じされられた(る)ひとの数は、
最終的には「(生々しすぎて“敷居”がたかい)キャラも絵も写実的な某ジ○゛リ作品」
より多くなるんジャマイカ
であれば本作「この世界の片隅に」は、
人類に資する珠玉の一本と言ってもいい。
余談ながら8年前の劇場公開時に観た際に、
呉が初めて空襲を受けたシーンで機を迎撃する砲台の発砲音
や、
爆弾の破片が飛んできて地面に刺さったり瓦屋根を壊す音や、
すずさんと姪っ子の晴美さんが防空壕内で耐える爆撃の音を聴いた
ときは、
「絶対に実際にこんな場に居たくない」
鳥肌が立つほど怖さ(リアルさ)を感じました。
これも本作のギャップ効果が成した点のひとつと言えます。
家庭環境視聴なら、可能な限り上質の音響システム🔈を用意して観てほしい
(何はなくともせめてヘッドフォンでも)
実は劇場公開当時、3回観に行きました
(ソフトも買いました)
(クソあつい
🌡️お盆にソフト🍦をどうぞ。)
原作マンガありきということは百も承知で、
「この世界の片隅に」は、
個人的には本作がで
(アマゾン視聴(たった300円)はこちら)
百年先とは言わない🔇までも、
いつか人の幼い意識がもっと進化し、、
戦争や紛争という悪臭、、もとい悪習を卒業できる
(:戦争以上に合理的で実効的な非暴力🚫手段を創造する)
その日が来ることへの管理人なりの祈りとして、
ここに小さな種(レビュー)をひとつぶ蒔いておきます。
(種が芽吹き🌱生い茂る🌳栄誉を、あなたの
に。)
↓↓↓
(AirSoftブログであるにも関わらず(というかだからこそ)、
メイドインの戦争映画
やドンパチ映画
ばかり観ず、
いろいろな国の様々なジャンルの映画
を観て
記事にしてる理由(わけ)はこちら。)