3年前の記事をスマホ対応の改行し、

 

絵文字増量で再掲。

 

 

 

 

書店で平積みされているものがたまたま目目に入りました。


著者の作品を読む本のはこれが初めてでしたが、

 

二時間時計時計ほどで読了。

 

“読ませた”ということでしょう。

 

映画映画もあるようなので、

 

機会があれば観てみようかとニコニコ

 

 

映画映画公式サイト下差し

 

 

 

 

“俺は拳銃を拾った--。

大学生、西川トオル(村上虹郎)は、雨の夜の河原で、ひとりの男の死体と共に放置されていた拳銃を手にし、それを自宅アパートに持ち帰った。

 

 まもなく、その銃は彼にとって、かけがえのない宝物のような存在になった。

見つめれば見つめるほどに、触れたならば触れるほどに、愛しさがこみあげてくる。誰かを脅すことも、守ることも、殺すことも、また自ら死ぬことも可能にする銃という<道具=武器>は、大学生活の心的様相もあざやかに変えていく。”

 

(アマゾンの本作解説より転載)

 

 

 

(以下、(やや)ネタバレあり注意

 

 


書評サイトでは二次的な点で、

銃マニア的視点で)

 

本書を腐している方もいますが、

 

管理人はそういうことで評価を著しく下げるブー

 

つもりはありませんバツレッド
銃マニアでない大部分の読者本にはどうでもいい/気にならないこと)



以下転載箇所は「拳銃」ですが、

 

本のタイトルどおり「銃」と置き換えても同じことでしょう。
※( )は抜粋の意が伝わるよう、本にはない補記


(拳銃の)目的は当然、生物を殺すために決まっていた。
 ナイフや刀なども同じ目的を持つが、根本的に違うのはそれに含まれるリスクだった。
 ナイフで相手を殺すには、まず自分が近づいていかねばならなかった。
 それには当然のことながら、相手の反撃を受けるかもしれないという、いわば殺そうとする人間が当然もつべきであるリスクが含まれていた。

 が、拳銃にはそれはなかった。

 

 

 

 

 


 もちろん相手も同じものを持っていれば銃撃戦となるが、どこか隠れた場所から狙いを定め、それが命中すれば、相手は誰にやられたのかわからないまま、命を落とす、ということになった。
 殺した側の人間には絶対的にとは言わないまでも、ナイフや刀などに比べればかなりの安全が保障されていた。
 そして、その手には人を殺したという感触、肉を切る、骨を砕くような直接的な感触は一切ないだろうと思われた。

 

(関連記事)

 

 


 
 その感触も、当然殺す側が味わなければならないものであるが、拳銃にあるのは弾丸が発射される時の衝撃の感触のみであり、それに相手の肉や骨との接点はなかった。
 

(中略)

 

 これは殺人を身近にして、殺人を行う、その行為者自らが殺人を傍観することを可能にするものであるような気がした。”
(文庫44~45P)


“私は(発砲で)至上ともいえる快感を発見し、味わった。
 私は自分にそれをもたらした拳銃に感謝し、これの為なら何をしても構わないと思った。”

(文庫108P)


“拳銃を失えば、私は抜け殻のようになり、その抜け殻の自身を抱えて数十年を生活することは長期の拷問を連想させた。”
(文庫147P)



だんだんと“銃に呑まれ”、

あまりにがりで稚拙な殺人ドクロ🩸計画を立て、

 

あまつさえ殺人ドクロ🩸計画に“興を添える”ために、

 

計画には必要性のない“コスプレ”アイテム

(革手袋🧤。しかも安くない)

 

も買い求めるお札

 

本書の主人公西川トオル。



銃マニアが本作を叩くブーのは、

 

(うわべは銃の描写」をですが、

 

 本人が自覚していない無意識レベルでは)

 

銃を祭り上げている祭花火自分の

 

誇れない・うすら寒い・後ろ暗い点を、

 

著者に刺激された結果ムカムカかも?

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜそう思うのか?

 

古今東西言われ尽くしてることですが、

 

 

強烈に否定したくなるムカムカのは「図星」だから。

 

それを認めたくなかったり、

 

人に知られたくないから否定してしまうムカムカ

 

有り体に言えば「自分の現実」に生きていないから。

 

 

 

 

 

『ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います。』

(出典:村上春樹作 「1Q84」)

 



葛藤の末もやもや

 

土壇場で殺人ドクロ🩸銃を思い留まり、

 

拳銃を投げ捨てる西川。
 

しかし、、


やはり銃はそれ(殺傷能力ドクロ🩸)が必要で、

 

かつ高い矜持が求められる社会的職業に就いている人以外は

 

基本持たない/持たせないほうがいい🚫

 

管理人はそう思うんだ真顔

 

 

 

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