其の三
実銃USPではポリマー製のコントロールレバーは、マルイGBBでは亜鉛ダイキャスト製の黒染め仕上げ。
エアーハンドガン版と違い
ちゃんとモード表記に色入れあり
(もっともエアーハンドガン版は、コントロールレバーが(ポリマーでこそないにせよ)樹脂製なので、その点ではリアルと言えなくもない)
マルイGBB版のコントロールレバー仕様は、実銃USPで言うところのマニュアルセーフティ・デコッキング両機能を持つ「バリアント1」となっています。
(コントロールレバーのデコッキング機能を使わず、親指デコすると誤作動を起こす(ちょいブローバックする)よ)
コッキングセレーションは、実銃とは逆でUSPより先に発売されていた同社HK45より
モールドがシャープ
(ということはスライドパーツを共用するHK45タクティカルよりも
モールドがシャープ)
ハンマーは本製品の“遺伝上の親(基本構造の踏襲元)”である同社USPコンパクト
とは違い、(実銃は)USPをベースに開発されたソーコムMk23
同様の、トラディショナルなホーンドタイプ。
マルイGBB版は比較的新しい(2002年製)USPをモデルアップしているので、エアーハンドガン版や
電動版
には無かった、
ハンマースパーのシボ(現行の実銃USPはスパー部分がポリマー製)も再現されています。
(2023年9月7日追記:
Gun Professionals2023年10月号に
「USPのハンマースパー・トリガー・マガジンキャッチ・コントロールレバーはポリマーでコーティングされている。」
と記述があるんですが、管理人がこの記事を書く以前にWebで見た情報では、それら部位はポリマー製とのことでした。
実銃USPを触ったことなんて無いので、ポリマーコーティングとポリマー製のどちらが正しいのかは不明ですが、HK純正パーツの各画像で判断する限り、
ポリマーコーティング:ハンマースパー・トリガー
ポリマー製:マガジンキャッチ(マガジンを受ける爪部分はスチール)
コントロールレバー(軸はスチール)
に見えます。)
マルイGBBハンドガンでは初めて、ダミーエキストラクターが金属(亜鉛ダイキャスト)製で別パーツ化されたのがUSP
(本製品より三年早く発売されていた“遺伝上の親”USPコンパクトでは
エキストラクターはスライドと一体成型のモールド再現)
メンドいので分かり易い写真撮りませんでしたが、
マルイガスブロ版USPのエキストラクターは前方に向かって、ほんのちょっと外側へ傾斜がつけられています。
(カートリッジがチャンバーにローディングされている状態を再現してある)
リアルさで高い評価を受けているKSC製USP(画像いちばん左)ですら、ダミーエキストラクターは別パーツであっても樹脂製で、かつローディング状態の再現ではありません
(前から後ろまでスライドと並行)
性能面でもあらゆる点において、マルイ製が先行したKSC製USPより上ということを鑑みれば、
根に持つマルイ(´艸`)
フレームのシボはマルイGBBハンドガンの中では「粗め」のほうで、使い込んでもテッカテカになり難いのは
(「細かめ(使い込むとテッカテカになり易い)」はHK45系や
M&P9系等)
安定のTokyo Marui Co.,Ltd.Made in Japan刻印は、
「コレハの銃器メーカー●ッケラー&●ッホのUSPダ(;´Д`)ハアハア..」
と脳内歪曲せず、
「の玩具メーカー東京マルイのガスブロUSP。」
と、事実をありのままに見れば
其の五
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あったという方は、
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