堅苦しさを和らげる絵文字とウイット増量で9年前の記事をリライトし、以下(いか)に再掲
🦑(それ
以下イカ)
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当ブログ管理人ぼんおうは、サバイバルゲームを辞めた「元」サバゲーマーです。
理由はふたつあって、
ひとつめは、
過去~当記事投稿日現在のサバゲーに魅力を感じなくなったから。
もうひとつは、
過去~当記事投稿日現在のサバゲースタイルが、
この先ずっと“サバイバル”できるとは思えない(薄氷の上に居る)から。
管理人は、サバゲーがこの先ずっと“サバイバル”するには、
Sub Culture(サブカルチャー:下位文化)から、
どこに出しても、
誰に対しても胸を張れる、
たとえば天皇陛下の公務で訪問先の一つに加えられるような、
「Real Culture(本物の文化)」にアップグレードするのが一番確実だと
思っています。
戦争を嗤う・虚仮にする。
戦争の殺傷道具を模した玩具で、
戦争を模さない“闘い”方をすることで。
かつての極悪ハイパワー時代を招く基となった欧米流の「勝利至上」寄りでも、「戦士なりきりごっこ」寄りでもない、サバイバルゲーム「第三の道」。
【Ball Bullet Bushido】
と名付けた概念を提示します
(長いので以降、【BBB】と略)
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時代的な閉塞感etc...に起因する、一種のIdentity crysisとも言える状態から(意識的にせよ無意識的にせよ)逃れたい
あまり、過度に非日常・非現実にすがる人が増え、“受容”にマッチするコンテンツが本来のそれ以上にもてはやされている
これが近年「オタク文化」なるものが、世界的な広がりを見せている大きな要因の一つと、管理人は見ています
『ひとつ覚えておいていただきたいのですが、ものごとは見かけと違います。』
(出典:村上春樹作 「1Q84」)
“人が何かを欲するのは、それが欠けているからだ。
もしそれが欠けていないなら、それを欲することなどないのだから。”
(ソクラテス:古代ギリシアの哲学者)
世の中が豊かに便利になっていき、その当然の帰結として“弱く”なっていく人。
安全安心・便利さ効率を希求するあまり、皮肉なことに反ってストレスフルになっていく世の中。
“弱く”なった人が、ストレスフルな世の中に侵され、さらに弱り、、
こんな負のスパイラルも、昨今の現実逃避産業興隆の背景には厳として在るでしょう。
もちろんストレスフルなままでは最悪、
自ら命を絶ってしまう🩸人も中には出てくるので、
逃避が「悪い」なんて言うつもりはありません。
ありませんが、、
様々な手段※に依らず顔出しする
(※ボカシ、モザイク、縮小・低解像度画像、フルフェイスゴーグル、アフガンストール、バラクラバ、不透明アイウェアetc...)
+
漢字で性と名前を公にする
(コードネームや愛称や片仮名やローマ字ではなく(まして、正体が割れないという無責任さのもとで好き放題言える、「通りすがり」「名無し」「Unknown」などの捨てハンではなく))
いわば“3点セット開示”。
(サバゲーマーで有名どころもそうでない方も、“3点”漏れなくやれる腰の引けていない人は、割合としてかなり少ない。
その数少ない「やれている」方も、実名を積極的に前に出し活動している人は、さらに少ない。)
定量的な調査をしたわけではないので「あくまで管理人の推測」ですが、
履歴書の趣味特技欄にサバイバルゲームと記入し就活できる※人って、それほど多くないのでは
※“業界”以外の、大部分の企業への就職の話です。念のため。
「“3点セット開示”しても、偏見による社会的不利益を被るおそれが(ゼロ、とは言わないまでも)激減したら?」
【Ball Bullet Bushido】はサバゲーマーに向けた、管理人からのそんな提案でもあります。
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「で、【Ball Bullet Bushido】って、具体的には」
はい
【BBB】は幼き日に興じた銀玉鉄砲の「うちあい」。その原点に立ち返った、
個人👦🏻 対 個人👦🏻の対戦となります。
複数👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻vs複数👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻👦🏻に比較し、見た目が戦争を想起し難くなるため、サバゲーの歴史上常に存在してきた、
「戦争を遊びにするなんて不謹慎だ!
」
「戦争犠牲者に対しての冒涜だ!
」
「英霊に対しての侮辱だ!
」
などの非難は1/2にも1/4にも、いえそれ以下にもなったりして
故に【BBB】に、フラッグ戦、カウント戦、バトルロイヤルetc...の“設定”はありません。
柔道や剣道と同じくシンプルでプリミティブな、1対1のデュエル(一騎討ち)スタイルのみです。
フラッグ戦、カウント戦、バトルロイヤルetc...に比較し、見た目が戦争を想起し難くなるため、サバゲーの歴史上常に存在してきた、
「戦争を遊びにするなんて不謹慎だ!
」
「戦争犠牲者に対しての冒涜だ!
」
「英霊に対しての侮辱だ!
」
などの非難は(略
プレーはイコールコンディションが基本となります。
幼き日に興じた銀玉鉄砲の「うちあい」。その原点に立ち返り、対戦相手同士が事実上同等の条件となるような機種個体・あるいはセッティングにして渡り合います。
今のサバゲーでいうワンメイク戦を、さらに一皮むいた形ですね
【BBB】プレーの骨子となる考え方は、「技あり」「有効」等で得た勝利に意義を見出さない“一本派”柔道家・剣道家の如き、
「(ばら撒きに依らず)ヒットを確信できない発射は(/ω\)」
これに一番共感できるサバゲーマーは、「一撃必中」を金科玉条とするボルト使いの方でしょうね
【BBB】がストイックなボルト使い向きとはいっても、別にそれ以外の機種や、ボルトとは性格が真逆のハイサイクル機・多弾数携行などを、ルール/レギュレーションで「禁止🚫」したりはしません。
(基本なんでも)
が、そういった外的制約を最小限に留める分、【BBB】プレーヤーは常に自らに対し、こう問いかけ続けることが求められます。
「私の闘い方/勝ち方は、胸を張れるものか?
自分を誇りに思えるものか?」
たとえば管理人なら、、
ハイサイクル電動ガン(←東京マルイ製品。以降リンク先も同)を使うとして、対戦相手がスタンダード電動ガン使いだったら、、
こちらが明らかに有利にならないよう、携行弾数を彼/彼女
以下に制限し、バッテリーもボルト
/アンペア/Cレート控えめの品にし、フルオートモードは指切りバーストでのみ使用、とか
ネクストステージは、
「多弾ではなくノマグ数本にばらして持つ」
「さらに携行弾数を減らしセミオートオンリーで」
「セミでも1発入魂でしっかりと狙う(ラピッドファイアやダブルタップなど、連射はしない)」
とか
命中精度・飛距離でスタンダードに勝る次世代電動ガンであれば、倍率のある光学機器は載せないとか
セカンダリ携行はコスプレや(*°∀°)ヒャッハー!!のためではなく、彼我の距離が近接した際、プライマリで対戦相手に無用なダメージを与えないため。
(これは今でも、そういう素敵なゲーマーさん居ますね)
その他何を使うにせよ、弾速アップや飛距離アップを意図した、道具に依って勝とうとする“戦争的な”カスタムは行わないでしょう
(命中精度や初速や動作「安定性」のカスタムなら、元々がイマイチであればするかも。無駄撃ちは(/ω\)に通じますからね)
そもそもの話として、なぜ道具に依って勝とうとするのか【超閲覧注意】
(無意識下での話なので、当人たちには自覚がない場合が多い。)
先ほど、「プレーはイコールコンディションが基本」と書きましたが、この“基本”って?
別な言い方をすれば、≠(ノットイコール)コンディションが認められるケースって?
対戦相手より不利になるものを使う“アンフェア”は、全然
対戦相手より高い低い初速
対戦相手より長い短い飛距離
対戦相手より多い少ない携行弾数
対戦相手より“消える消えない”ウェア
対戦相手より“効く効かない”サイレンサー
etc...
今のサバゲーでいうワンメイク戦を、さらに二皮むいた形ですね
(基本イコールコンディションなので、無理強いはしません。【BBB】はガマン大会ではない)
『自分が本当に何者かを示すのは、持っている能力ではなく、どのような選択をするかということなんじゃよ。』
(ハリー・ポッターと秘密の部屋より、ホグワーツ魔法魔術学校校長ダンブルドアの台詞)
『敗れはしても、決して負けていないと描いています。
僕が描きたいのは勝利のカタルシスでは無いんです。そのほうがウケがいいのかもしれないけど、僕が描きたいものからはずれてくる。
戦う過程のなかで、その人間が何を選択するのかに僕は興味がある。
人は死んで終わりではない。残された人に意志を残し、受け継がれていくというのが『ジョジョ』のもう一つのテーマなのです。』
(荒木飛呂彦:漫画家)
総括すると、
対戦型の行為である以上、勝ち負けは一応存在するわけですが、【BBB】プレーヤーが真に志すところは、それを超えた“己に克つ”
【BBB】キャッチコピー↓
「ゲームには勝っても、在り方で負けるか?
ゲームには負けても、在り方では勝つか?」
『カッコ悪く勝つくらいなら、美しく負けるほうを選ぶ。』
(ローランド:ホスト、ファッションモデル、タレント、実業家)
“俺はカッコつけるのやめた。
カッコつけるんじゃなくて、カッコいいことそのものをする。”
(出典:小学館ビッグコミックス ましろ日 第34光(第34話))
『武士道とは、一言で言えば、「得を捨てて名を惜しむ」ことです。
武士道で大切なのは、剣術が優れているかどうかではないのです。』
(中谷彰宏:作家、俳優)
【後編】
あなたはサバゲーが、
こんな立ち位置で満足ですか
(そんなわけないじゃん)
↓↓↓
【後編】