メーカー商品情報ページ:ガスブローバック グロック19 サードジェネレーション
2019年3月19日よりメーカー出荷・流通したセカンドロット(現行ロット)を買ったのでレビューします。
ロットに限らず本製品グロック19の、それ以前のマルイGBBグロックとは違う特徴・セカンドロットからの改良点・メーカーに忖度して(?)媒体では触れられていない難点など触れていきます。
--------------------------------------------------
先発のグロック34同様の、
スパッと切ったような特徴的なマズルは、34より更にぶった切った感のある形状になってす。
実銃19サードジェネレーションのマズルはもっと丸みがあり(グロック17 3rdジェネレ-ションのそれが近い)、
「似ている」とは言えませんが、新製品としてのインパクトがあって管理人は嫌いじゃありません ^^
スライドの外観は、34から始まってグロック22
へと続くマットな仕上げですが、19は塗装でそれを再現していた先発二機種と違い、スライド成形品自体が最初から(金型の段階から)マットテクスチャにされています。
34や22は(恐らくマット塗装で刻印がダレるのを防ぐため)刻印の線が妙に太くなっていましたが、19では型自体でマット仕上げ対応したため、線の太さ(細さ)がよりリアルになって(正確には34以前の既存バリエーション同様の細さに戻って) ^^b
ファーストロットですぐ剥がれると不評だったフロントサイトドットのプリントは対策が施されたようで、管理人の手元に来た個体は、爪で擦っても剥がれてくるようなことはありませんでした。
フロントサイトをスライド裏側から固定しているネジも、お尻がサイトパーツのトップぎりぎりまで来る長い物に変わっており、某道楽など各レビューサイトで見るファーストロットのものより、実銃19のそれに見た目が近づいています。
思うに、多くのエアソフトファンが発売を心待ちにしていた超人気商品である(出せば売れる)にも関わらず、セカンドロットの市場供給が、普通は二か月前後なのに倍の四か月もかかったのは、このプリント剥げ対策に手間取っていたからなんじゃないでしょうか。
(フロントサイトパーツがプリントの食いつきのよい素材に変更されたの か、単純にプリント被膜の強度が上がったのか。知らんけど)
リアサイトは既存17系用パーツと変わった感じなし。
スライドカバープレートは従来のブリーチブロック一体型から、プラ製の別パーツに刷新されました。
が、せっかくここの見栄えがよくなったのに、(このスライド後端部も含め)スライドに縦横無尽に走るパーティングラインが目につくのは相変わらず ^^;;
大口径ピストンに刷新されたエンジン心臓部。
スライドノッチには34から採用された、ノッチの摩耗を防ぐネジ止めのメタルノッチスペーサー。
画像じゃ分からないですが、ブリーチブロックは従来のマルイGBBグロックとは違い、リアサイトのネジを取るだけでは外せなくなりました。(同社のその他多くのGBBハンドガン同様、ブリーチの突起がスライド内側の対応モールドと噛んでいる)
リニューアルエンジンで増大したリコイルショックに耐えるためでしょう(多分
リコイルスプリングガイドはHK45同様の、
ゴムと樹脂の二段構えバッファーで衝撃を緩和するタイプに刷新されました。
ダイキャスト製で別パーツ化された眺めの良いエキストラクターと、安定のMADE IN JAPAN ASGK TOKYO MARUI CO.,LTD.。
そのうちガーダーあたりから19用のリアル刻印フレーム出るんでしょうね。
従来のマルイGBBグロックではモールドのダミーだったロッキングブロックピンは、めでたく実ピン化。
ガーダーの17系用リアル刻印フレームも、ロッキングブロックピンは金属製で別パーツ化されてましたが、マルイはガーダーのような形だけではなく、ちゃんと実際の役割を持たせてきました。
ピンがフレーム内でトリガーリターンスプリングの一端を保持しているの、分かります?
既存のマルイGBBグロックは、トリガーリターンスプリングの一端をシャシーの突起で保持していたので、バラした後の再組立て時にトリガーリターンSPが外れ易くイラッとすることが。(管理人だけ?)
地味に嬉しい改良です。
スライド右側面には成形ヒケが目立ちますが、だからと言って、安易に●タルスライドに逝くのは止めましょう。
(あれはここ日本においては、欲望のためには手段を択ばないオコサマニアだけが手を出す●ナニー用品であり、トイガン業界/愛好者の未来に対しての●イプ商品です)
グロック19
グロック34
メタルノッチスペーサーは34や22よりもノッチ内への露出量が僅かに増しており、より長持ちするようになっています。
スライドストップノッチの摩耗を防ぐメタルノッチスペーサーは、先に採用されていた34や22よりもノッチ内への露出量が僅かに増しており、より長持ちするようになっています。
各レビューサイトの画像では分かり難く、説明もなかったチャンバー内のホップ方向を示す矢印は、矢印モールドがあってそこに白塗料が入れられています。
(現物を手にするまでプリントだとばかり思っていました)
19用に新規製作されたアウターバレルは、34から採用された、ショートリコイルを助けるためのウイングが片側一か所から左右二か所↓↑に増やされており、より作動を確実にする工夫がされています。
またこの副産物として、スライド閉鎖時のアウターバレルのガタは、同社GBBグロック中では最も少なくなっています。
パーティングラインは上面下面とも、後処理で綺麗に消されています。
アウターバレルの仕上げも既存GBBグロックのような無塗装、あるいは単なる艶消し黒ではなく、USPやUSPコンパクト等のスライドに施されている、僅かにラメを入れられ金属感を演出された塗装に変わっています。
其の二↓
この記事を読んで、何がしか得るものが
あったという方は、
↓↓↓