其の一↓
新規製作のスライドストップレバーは、指かけ部が延長されていますがプチロング程度で、ハイキャパ5.1 ゴールドマッチ
に装備されているものほど長くはなく、よほど手が大きくない方でないと、グリップを握り直さずに親指で操作するのは無理でしょう。
トリガーはストライクウォーリア
のものと同形状ながら、新規製作品のABS樹脂製でメッキ仕上げ。プルはクリスプで軽く落ちるものです。
トリガーパーツ前部下方には六角レンチを突っ込んでトラベルを調節できそうな穴がありますが、ここもストライクウォーリア同様、形だけの再現で機能はありません。
マグキャッチボタンは、ベースガンのハイキャパ5.1 ガバメントモデル
と同じパーツで背の高いものが奢られていますが、
成形汚なっ!
まあハイキャパ5.1発売から今年で15年ですからね。。金型も痛んでるんでしょう(後述)。
管理人はマッチシューターでもサバゲーマーでもないので、ここはそのうちノーマル高さのボタンに交換予定。
外から見えないチャンバーパーツはM45A1 CQBピストル同様に黒染めではなく、亜鉛ダイキャスト地金のままとなっています。
スライド内側に配されたノッチ摩耗を防ぐメタルノッチスペーサーは、黒染めが多かった従来機種に対しクロームメッキ仕上げとなっており、耐久性(耐摩耗性)が向上しています
新規製作のピストンはM45A1譲りのローラー入り。
「マガジンが冷えても気温が低くなっても最後の最後までブローバックさせてやるんだ!」というマルイ開発部の執念を感じます。
マイクロプロサイト搭載時の起こし易さに配慮したという、チョー独特な形のベリーショートスパーハンマー。
実銃だったら、かけた親指が痛くて & スパーが小さすぎてメチャ起こし難そう ^^;;
ホールが埋められているのは、ブローバックの抵抗になるハンマースプリングテンションを強くせずにバルブを開ける質量を確保するためでしょう(多分
D.O.Rのダイキャストシャシーは、アンビマニュアルセーフティ下部の角がグリッピングし易いようダイヤカットされた新規製作品です。
このシャシーは今のところD.O.Rのみの採用ですが、無印5.1やハイキャパ5.1Rも
スライドをノッチスペーサー仕様にアップデートし共用してほしいものです。
ねぇ(マルイの中の人
従来のGBBハイキャパシリーズと共通のABS樹脂製グリップフレームは、初代5.1発売から15年も経っているので金型の痛みが目立ち、部分的に粗が見受けられます。
んー、ここサードパーティ製に変えようかどうしようか迷い中。
(マグキャッチボタンと違い実用性に関係ない(しかも握ると手の平に隠れて見えない)部分ですからね)
ホビーショー展示のプロトタイプでは目立っていた、グリップセーフティ中央に堂々と走るパーティングラインは、量産品では手の水かき部分が当たる部分だけ後処理で消されています。
ABS樹脂製のメインスプリングハウジングは、ホビーショーでのお披露目時に着いていた縦にグルーブが入ったものとは違い、チェッカリングタイプに変更されています。
(当レビュー投稿日現在、そういう情報は他にないので管理人の個体だけ?)
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※2019年4月23日追記:
メーカー公式アナウンス出ましたね。
普段から製品間のパーツ互換性には頑なに口を閉ざすマルイですが、図らずも既存ハイキャパのハウジングとスワップできることが露見してしまいました ^^;;
※2019年4月26日追記:
マルイの案内に従いアフターサービス部に着払いで送り返したら、中一日で本来のハウジングに交換され戻ってきました。
パーツ注文のときみたいに、早くても発送から一週間はかかると踏んでいましたが、対応早い!
(これからマルイはGW休みに入るので、今から送る方はもう少し時間がかかるかもしれません)
同封されてきたお詫び状によれば、チェッカーハウジングは組み立て工場における部品管理ミス起因とのこと。
『今後はこのようなことのないよう、生産・品質管理において一層の注意を払ってまいりますので、今後とも変わらぬお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。敬具』
この件に関しての懐の痛みは決して少なくないはずですが、
「損して得とれ」の重要性を業界の誰よりも解っている堅実なマルイ。さすがです ^^
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其の三↓
この記事を読んで、何かしら得るものが
あったという方は、
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