其の一↓
(管理人がグリーンガスシステム移行にあたり、真冬から真夏まで一年かけて試した十数機種のガスガン(全て国内メーカー製品)で、グリーンガスシステムをつないで法規制値を超えるようなマズルエナジーを出しそうな製品はひとつもありませんでした。
が、海外メーカー製品はこの点ザルなので、「日本国内仕様」を謳っていても“スピード違反”になるケースがあります。くれぐれもご注意ください。
(管理人が試したガスガンたちが大丈夫だったからって、日本メーカーの製品すべてがそうだとも限りませんし)
--------------------------------------------------
では実践編に入っていきます。
管理人が導入したのは、スタンダードな容量74gのCO2カートリッジを使うシステムではなく、容量15gのCO2カートリッジを使うグリーンガス2システム。
何はなくとも、まず専用カートリッジがなくては話になりません。
ちょっと太い指くらいの、小ぶりな15gCO2カートリッジ。
「ん?これなんで「カートリッジにシール」で製品名を表示してるの?」
グリーンガス2カートリッジの正体は「ビールサーバー用」でした。
ググッてみるとこのカートリッジ、水草育成用品としても流通しているようです。
試しに買ってみました。
やっぱり同じ。シール貼って使い回されています。
考えてみればそりゃあそうですよね。狭いトイガン市場だけに供給では採算がとれるわけありません。
つまり、グリーンガス2カートリッジが手に入らないときは代用できます。(ちょっと割高ですが)
なお、CO2カートリッジ封入の二酸化炭素は各種工業の副生炭酸ガスを回収して使用しており、新たに製造されたものではない:カートリッジ封入のCO2で温暖化を促進することはないとのこと。
そこ大事
これを対応レギュレーター(減圧器)にセットして使用します。
グリーンガスシステムは基本、“大喰らい”のBV式ガスガン時代(30年前)に開発された製品なので、個人的には今日のガスガン事情には大仰と感じる点もあります。
なのでちょっと仕様変更。
(違法ではありません(むしろその逆))
まず赤丸○で囲っている、レギュレーター標準装備の6mmチューブ対応コネクタに、
4mm六角レンチを突っ込んで回して外します。
そして4mmチューブ対応コネクタに交換。
4mmチューブ対応コネクタには3mm六角穴が開いているので、
3mm六角レンチを突っ込んで、6mmチューブ対応コネクタを外したときの逆の要領でレギュレーターに取り付け。
(それなりにキツく締め込んでください(中途半端はガス漏れの元))
6mmチューブって大流量が必要な、かつての“大喰らい銃”ならいざ知らず、今日のガスガンの大部分にはオーバーな規格だと(個人的には)感じるんですよね。
チューブも太いぶん、嵩張って取り回しもしにくいです。
ワンマガジンフルオート一気撃ちとか厨二臭い使い方をしない限り、必要にして十分だと管理人は感じる4mmチューブなら、6mmチューブに比較しぐっと取り回しがよくなります
それより何より、ガスルート径を絞ることで、万が一にも法規制値をオーバーしてしまう可能性を減らすのが一番の理由 ^^
コネクタを換えたら、次は対応する4mmポリウレタンチューブを用意。
チューブカッターも一緒に買っておくと、なお好し^^
カッターナイフやハサミでもポリウレタンチューブは切れますが、断面を直角に切るのは至難の業です(ガス漏れの元)。
専用カッターなら(略 ^^
使いやすい長さに切ったチュープをコネクタにぐっと、止まるところまで差し込みます。これでチューブはロックされ外れなくなります。
経年劣化(一年や二年じゃありませんが、ポリウレタンチューブはいずれ硬化して寿命が来ます)などによりチューブを交換したいときは、
コネクタの青矢印←で示す部分を押しながら、
チューブを引っ張れば外せます。
其の三↓
この記事を読んで、何かしら得るものが
あったという方は、
↓↓↓
( 威力厨(セルフイメージ鬼低い君)が頭の悪いコメントを書き込むのを防ぐため、当記事のコメント欄は閉じさせてもらいます )