◇監督:木村ひさし、脚本:三浦駿斗 制作:TBS 2021年
◇出演者:松本潤、杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑、蒔田彩珠、榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、高橋克実、石橋蓮司、奥田瑛二、笑福亭鶴瓶、岸部一徳、香川照之



◇STORY:
斑目法律事務所法務部刑事事件専門ルームでは、15年前に発生し被告に死刑確定(被告は死刑確定後に獄中で死亡)した地元のお祭りで発生した毒物ワイン殺人事件の再審を請求することとなる。主任弁護士の深山(松本潤)は新人弁護士の河野(杉咲花)とともに事件の真相に近づいていく。

◇感想:
相変わらず松潤はセリフを言うときに口が曲がっているし、芝居は下手なのですが他の役者さんたちが巧い人ぞろい。杉咲花は好きな役者さんなので、見ているだけでうれしくなります。
話は15年前に地元のお祭りで起きた毒物混入で4人が死亡した事件。犯人とされた人物は死刑判決を受けるが、一貫して犯行を否認していた。
思い起こすのは、和歌山毒物カレー事件だ。犯人とされ死刑判決をうけた林万須美は一貫して犯行を否認している。状況証拠、つまり毒を入れることができるのは林万須美のみ、で有罪とされ死刑判決が下されている。
ネタバレだけど、当時子供だった少年が真犯人ともいわれる説がネット上で出回っている。
このコミカルな映画は、実は深い意味を表現しているのでは?
と思ってしまいしました。