◇監督:瀬々敬久 脚本:林民夫 原作:辺見じゅん『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』配給:東宝 2022年

◇出演者:
二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾聰、桐谷健太、安田顕

◇STORY:
1945年8月の満州、突然のソ連軍侵攻により満鉄調査員で徴兵され軍人となっていた山本幡男(二宮和也)は妻のモジミ(北川景子)や4人の子供たちと別れ別れになり、ラーゲリ(収容所)へ送られる。
極寒のシベリア、乏しい食料配給と重労働という極限状態でも、同朋を思いやり時には自己が犠牲となりながらも希望を失わず生き抜こうとする山本に、最初は反発し無関心だった者たち(松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕)も次第に心を開いていく。そしていつしか山本は皆の心の支えとなっていった。

◇感想:
実話を元にした物語、原作は知っていたので、こうなるだろうとわかっていましたが、やっぱり涙でした。
役者さんたちも巧い人ぞろい、その中でもニノは何であんなに芝居が巧いのだろうかと、改めて思いました。
他ではやはりジャニーズの中島健人が良かったですね。


映画では新谷(中島健人)がかわいがっていた犬のクロ、最後は共にダモイ(帰国)を果たすのですが(クロにとっては訪日ですが)、これも実話だと知って驚きました。