◇監督脚本:大友克洋 原作:大友克洋『AKIRA』 配給:東宝 公開:1988年
◇出演者:岩田光央、佐々木望、小山茉美、玄田哲章、石田太郎、鈴木瑞穂、淵崎有里子



◇Story:
1988年新型爆弾が爆発し東京は破壊された。そして31年後の2019年、東京湾に作られた摩天楼がひしめくネオ東京は翌2020年の東京オリンピックを控えていたが、反政府勢力と軍、警察との衝突が繰り返されていた。
暴走族の少年テツオは謎の少年タケシと接触したことから「覚醒」し、超能力を得る。その超能力でテツオは軍とも対峙するが、次第にその能力を制御できなくなっていく。
実はかつて政府は超能力の素質がある子供たちを集め、その能力を研究していた。そのひとりアキラも自らの超能力を制御できず、大爆発を招いてしまった経緯があった。謎の少年タケシはその子供の生き残りだった。
超能力を制御できなくなったテツオに蘇ったアキラが何ごとか語り掛ける。

◇感想:
大昔(たぶん1990年くらい)に観て大変衝撃を受けた記憶があります。
今見ると、2020年の東京オリンピックの符合がまず凄いですね。反対する人たちもいるようで、そのあたりも一致しています。


パソコンはあったかもしれないけれど一般的ではなかったし、スマホもなかった。
少年たちが公衆電話で長電話していたり、テツオを追う科学者の機材が大量の紙データを吐き出すとか、この時代っぽさも随所にあったりです。
懐かしく楽しみました。