2018年9月の消費者物価指数と営業毎旬報告(2018年10月31日)、金利情報(2018年11月13日)を更新しました。

2018年9月の完全失業率は2.3%(前月比-0.1)、有効求人倍率1.63倍(前月比±0.00)と雇用の改善傾向は継続しています。



2018年10月の展望レポートでは、同年7月よりも物価見通しが引き下げられています。

(*1)経済・物価情勢の展望(2018年10月) 基本的見解


図表出典:(*1)

「優秀」な日銀スタッフによりデフレ脱却より「副作用」という人が日銀審議委員の中で増えているように感じます。


日銀審議委員(敬称略)を分類すると…


リフレ3  片岡,原田,若田部

財務1      黒田

その他4   櫻井,政井,布野,鈴木

日銀1       雨宮


金融政策のアクセルを踏むには、後2票必要なのですが、顔ぶれと講演等での最近の発言を見る限り難しそうです。


日本は「労働力不足」らしいので、日銀審議委員に海外の高度人材(バーナンキなど)を活用したら良いのではないでしょうか。


「動かざること日銀の如し」と現状維持決定会合を繰り返す日銀を表現したこともありますが、今は悪い方向へ動きそうで心配な日銀です。