2018522 参院 財務金融委員会 議事録より

気になる点を抜き書き(別途、渡辺喜美議員の質問も記事にしようかと)。


風間直樹君 [前略]報道を拝見しておりますと、若田部副総裁は更なる量的拡大を主張されているというふうに私は認識しているんですけれども、それで正しいのでしょうか、またその理由は何でしょうか、お尋ねします。


参考人(若田部昌澄君) お答えいたします。

 報道などでは、確かに更なる量的拡大を主張していると言われたことはございます。それは私が日本銀行の副総裁に就任する前の報道でございます。

 現状において私がどのように考えているかということについては、現状で行っている政策をつぶさに吟味して、それでもって二%の物価安定の目標に達成し得るかどうかということについての検討を続けております。

 現段階におきましては、現状での政策でもっての達成というのも可能であるのではないかという心証を得ておりますけれども、ただ、それは現時点での判断でございまして、その後の情勢の変化などを踏まえまして、現状の政策が適切でないならばそれに対する変更ということを考えるということもあり得るというふうに考えております。


風間直樹君 若田部さんがおっしゃる政策目標というのは物価上昇率の二%という目標のことでしょうか。


参考人(若田部昌澄君) それにつきましては、政府と日本銀行の共同声明を受けまして、日本銀行の政策決定会合において採択されている二%の物価上昇率を目指すという、この物価安定の目標のことを指しているというふうに考えております。




YCCの継続で物価上昇率2%の達成、あるかもしれませんが、何年先になるでしょうかね。片岡剛士委員もおられるので、議論しながら必要な政策を打ち出して欲しいと思います。