2018年4月の消費者物価指数と営業毎旬報告(2018年5月10日)、金利情報(2018年5月18日)を更新しました。


長期国債買入は相変わらず50兆円を下回ってます。80兆円がメドなのにです(@_@)


コアCPIは0.7、コアコアCPIは0.4%とコア、コアコアとも前月比ではマイナスです。失業率は直近2.5%ですが、「物価上昇率の上昇幅を拡大」どころか低下しており、「おーばーしゅーと」するはずの2%には距離があります。




現状維持決定会合を繰り返し、先日、物価目標達成時期を削除した日銀。次に動くのはいつでしょうか?来世でしょうか…


YCC導入後、国債増加ペースを落としても国債利回りが安定しているせいか、マネタリーベースの増加率は低下トレンドが続いています。(総額が大きくなっている、という要因もあるかとは思います)

日銀は、元財務官僚がトップにいるせいか、目標を物価上昇率から国債利回りに変えてしまったのでしょうか?(T-T)




経済を最優先とする安倍政権下では、2018年1-3月期のGDPは、実質▼0.2%(年率換算▼0.6%)、名目▼0.4%(年率換算▼1.5%)とマイナス成長になりました。

天候不順を背景にした個人消費の落ち込みが主因」との報道を見かけますが、野菜不足や天候不順を理由にする分析は、他の要因から目を逸らすためかもしれませんので注意が必要です。


明るい話題が余りないですが…

新体制になってからの議論の内容を垣間見ることができる6月20日の議事要旨の公開が楽しみです。

http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/index.htm/http://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/index.htm/