"「組織が社会の要請に応える」という意味のコンプライアンスに関する活動" をなさっておられる郷原信郎-san が、何故か、50年も獣医学部の新設が一校もなく、文科省の告示で獣医学部などの新規参入を門前払いしてきた文科省の側に立ち、日本獣医師会や玉木雄一郎議員(日本獣医師会から100万円の献金を受け取られた実力者)と類似したご主張をなされていた。

氏のブログは次の通り。

加計問題での”防衛線”「挙証責任」「議論終了」論の崩壊(郷原信郎,2017.07.09)

こちら


高橋洋一氏との討論では、文科省が獣医師の需給について、説明を充分してきた(ただし、出典は示さず)などとしていた。

また、高橋洋一氏が、挙証責任は規制所管府省庁にある旨が、国家戦略特区基本方針に書かれていることを指摘されても、全スルーでした。

(善意で増税多数派工作する団体は、T大法学部が多いとお聞きします。増税のためならナンとやら、というのを思い出してしまったのは偶然でしょうか?)


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図表出典:国家戦略特区基本方針


郷原信郎-san は、文科省の告示に問題がある部分を認めながらも、申請できなくする方がかえってムダな手間を減らせる、という驚きのロジックで(高橋洋一氏が違法性を指摘する)告示による門前払を「擁護」されました。
何か深いご事情、思い入れがあるのかもしれませんね。

メディアが残念な上に「有識者」とされる方が残念なのは、消費増税政局で見かけた気がします。
残念です。

(2017.07.10 19:40追記)
議論終了と高橋洋一氏が言及しているのは
「告示に特例を設ける」という議論であり、郷原信郎-san が「議論は終わっていない」とされているのは、そこよりも先のお話です。
討論の中で、高橋洋一氏がその点を説明しても、何故か郷原信郎-sanは「終わっていない」と繰り返していました。
郷原信郎-sanは、告示に特例を設けるか否かという議論が終わっているかに関する判断を示すことはありませんでした。

悪質な議論の仕方をデンパで公開すると真似する人が出てきそうでコワいですね。