シムズ教授が金融政策をやるべきではない?!ともとれる記事を目にして、野菜不足による視力低下を疑いました (汗


土居丈朗氏"ノーベル経済学賞受賞者で米プリンストン大学教授のクリストファー・シムズ氏(週刊ダイヤモンド218日号)は来日し、超低金利の状況において、中央銀行は財政拡大のサポートなしに、(量的金融緩和による)資産買い入れを遂行すべきでないと説いた"(*1)


(*1)《財政政策の限界問う》(2017.02.26,日本経済新聞)

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO13378580V20C17A2MY5000/


慶應大学関係者の土居丈朗氏が出典を示して下さったことと、Webで記事が公開されていたので、検証してみました٩( 'ω' )و


"──日本銀行が2%の物価目標を掲げて「量的質的緩和」を実施してきましたが、継続的な物価上昇は起こっていません。今、何をすべきなのでしょうか。


日本は、金融政策と併せて、財政政策を実施していくことこそが必要です。超低金利の状況において、中央銀行は財政拡大のサポートなしに、(量的金融緩和による)資産買い入れを遂行すべきではありません。"(*2)


(*2)《シムズ教授本人が解説、デフレ脱却の新手法「シムズ理論」》(2017.02.10)

http://diamond.jp/articles/-/117435




シムズ氏"日本は、金融政策と併せて、財政政策を実施していくことこそが必要です"(*2) という部分を切り取っている点、

消費増税の時期を決めるべきではない(物価安定目標達成まで延期という主旨)という点を記載していない点は「流石」は財政審メンバーという感じでしょうか。


素晴らしいテクニックです。


学問上の真理を曲げてしまうようなことをせずに、読み手に対して、うまくメッセージを届けていると感じます。


曲学阿世」という言葉があるそうです。"学問上の真理をまげて、世間や権力者の気に入るような言動をすること。"


「曲学阿税」という「造語」 が、なぜか頭をよぎりました。

"学問上の真理を曲げて善意で増税多数派工作する団体が気にいるような言動すること" と私の中定義しています。

そんな人が、いるならば、許せません。



消費増税の影響よりも、野菜不足の影響を強調(*3)なさったフレンズなら、います٩( 'ω' )و


(*3)「ノーモア野菜不足」

  http://ameblo.jp/shinchanchi2015/entry-12170016967.html



すごーい٩( 'ω' )و