井上智洋さん @tomo_monga の『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊 (文春新書)』 Kindle版、拝読
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ゲームをルール説明なしにできてしまうロボット
DQN (Deep-Q-network)のお話など興味深い。
MAにも応用できるのかしら?

純粋機械化経済の下で、汎用AI・ロボットがドンドン増えることになっていますが、資源など供給側の制約でAIやロボットが増やせないというような問題は起こらないのでしょうか?
パソコンの延長線上なら大丈夫なのかな。


AIが得意なこと、苦手とするところなどから、技術的失業により失われる「労働力」への需要。そして、生まれる失業者。そこで、生活保護の問題などを取り上げ、BIの有用性を説きます。

途中にリフレのお話も出てきます。


おわりに書かれた 人間の有用性への否定には、私は同意しかねましたが、読み応えのある一冊です。
人は、誰かの役に立っている、生まれたことで、生き方を示すことで、死に方を示すことで。


著者の井上氏と経済学者の田中秀臣氏のトークイベントが開催されますのでお時間のある方は訪れてみてはいかがでしょうか?

2016/8/9(火)『人工知能と経済の未来』(文春新書)刊行記念トークイベント