ポーランドの旧態として変わらない書籍流通のままではダメだ。俺が変えてやる! | 漫画出版社主のブログ

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SMはアニメで人気が出て、漫画もその恩恵を受けましたが、増刷→返品増→増刷→返品増で販売部数は少しずつ伸びていきましたがそれを超える返品で倉庫はみるみるうちに膨らんで行きます。キオスクは量を抑えて問屋に回して販路の拡大を試みましたが、問屋の取引条件は月極で販売レポートを提出して、それに沿ってウチがインボイスを作り郵送して、それから一ヶ月以内に振り込むというもの。

そのレポートも信用取引、返品を求めない限り簡単にごまかせます。ところが支払い期限になっても振り込まれない。電話をすると来週払うの繰り返し。たまに遅れずに祓われることもあったけど遅滞は当たり前。そこに一本の情報が舞い込む。「Swiatowid(当時ポーランド最大手の書籍問屋。営業に行った時上から目線で手渡した本をポーンとテーブルに放り投げたあの野郎の問屋)が潰れるらしい。」え?それから在庫回収しながら溜まった代金を要求したが。既に代理人で社長とは話せない。結局ほとんど回収できないまま泣き寝入り。はっきり覚えてないけど100万以上は踏み倒されたと思う。当時うちにとっての100万は死活問題本当に悔しかったのを覚えています。で思ったんだよね。このままじゃいつまで経っても利益はでないって。そこで第二第三の大手問屋だけ残して、後は書店とも直接取引すること。そして通販を始めることにしたのです。従業員がほとんどいない状況だったので通販に大きく力を入れることそれでも事態は大きくは好転しないままAKXXA、EVXXXXXXON、などを投入、そこに現れたのがあのDBです。テレビでは人気鰻登り、「これしかない」そう思ってDBの版権取得に向けて動きました。

 

 

テキストを〜次回は怪物「DB」を取るぞ!しかしこれが非常に高い壁だった〜

 

 

 

実際のタイトルは伏せさせていただきます。ここにも著作権がらみの問題が起きるかもしれないので。