こんにちは(^_-)-☆ しんのすけです
ボウリング人気もあまり良くならずで、ボウリング場も客数が伸びずの経営が大変です。最近でも閉鎖するセンターが後を絶たない状況です。
原因としては、それなりの面積が必要なことやレーンのメンテナンス、ピンセッター装置の整備やオペレーターが必要なことなどでしょう。
その他、大会イベントの企画やボウリング用品の販売や必要に応じてレストランなどの飲食店が必要な場合もあるでしょう。
自販機の設置、ゲームコーナーの設置などいろいろと大変です。
レーンについては以前はウッド(天然木)でしたが最近はプラスチック製に置き換わり、以前に較べれば定期的に必要なリサーフェイス(レーンを削って平らにする)の頻度は少なくなっていると思います。
その中で費用のかさむものとして、ピンセッターがあります。要はオペレーションとメンテナンスです。老朽化が進めば買い替えということになりますが、そうなると莫大な費用となります。
そこで、最近導入が多いのが「ストリング・ピンセッター」(吊りピン)のマシンです。
ストリング・ピンセッターとは
要はピンの頭にロープが付いています。これだと、ピンを回収する必要がなく、立て直しもロープで吊り上げるだけですみます。むかし(50年以上前)のゲームセンターにあった大型のゲーム機にありましたので、方式としては昔からありました。しかし、それは「ゲーム」の話しで本物のボウリングには採用されませんでした。
振り返れば、昔はピンボーイがピンを手動でセットしていました。それがその後はオートマチック・ピンセッターで自動化されていきました。
自動ピンセッターで何が大変かというと、まずピンとボールを分離しなきゃならないし、回収したピンは立て直さないとなりません。このピンを立てるのが結構大掛かりになってしまいます。
各社(全盛期は4社ほどあった)は試行錯誤していろいろな方法を考えました。また、一つの会社の中でもモデルチェンジを行って、方式の改善をしてきました。
それでも、ピンを立てるのは大掛かりな装置が必要です。
なので最近導入が進んでいるのは「ストリング・ピンセッター」というわけ。
ロープのもつれなども改善されてピンアクションもほぼ満足できるように改善されています。
メリットとしては、メンテナンス工数、部品の削減、電力消費量70%削減、オペレーションの簡素化などですが、何よりも装置自体の価格が安いことがメリットです。
写真)左.ストリング・ピンセッター
右.従来のピンセッター(ブランズウィックA2型)
動作については以下に動画を貼っておきますのでご覧ください。
メーカーPV(ブランズウィック)
機械の動き
実際に投げてみた感想(日置プロ)少々口が悪いです(笑)
比較用 従来機 ボウルモア製(日本に20センター残存)
6:26ぐらいから
https://youtu.be/nvd5nWa9k9o?t=387
おしまい(^。^)y-.。o○