ども。お久しぶりです。
あと2週間ほどに迫った採用試験の前だというのに、ちょこっと更新。
今日は地元にあるとある理容室のお話。
そのお店がいつからあるのか私はわからないけれど、
中学生の頃にはもうその場所にあったことを覚えています。
高校を卒業後、大学受験に失敗した私は予備校に通うことになりました。
そして、予備校への通学路がこの理容室の前の道になったのです。
朝8時頃に前を通るときは、たいていまだ店主は店にいませんでした。
一面ガラス張りの店内はよく見え、誰もいないのが丸わかり。
防犯上よくないのでは・・・などと思ったのを覚えています。
普段の通学時には見かけることはあまりなかったのですが、
週末や、ちょっと早く帰る日なんかは、
ガラス張りの店内でカウンターの椅子に座り
暇そうにタバコをくわえながら
雑誌を読む店主の姿をよく見かけました。
細身で真っ黒で長い髪のダンディな店主。
派手な柄のシャツをいつも着ていました。
たまにお客さんがいることもありましたが、
一人でやっているせいか、複数のお客が店内にいるのを見たことはありません。
あれから10年。
長野に帰ってきた私は、また最近よくその理容室の前を通ります。
相変わらずそこにある理容室。
一面ガラス張りで店内丸わかりなのも、
シートが2席しかなく殺風景なのも、
いつもお客がいないのも、
そして何より暇そうにくわえタバコで雑誌を読む店主の姿も、
何一つ変わっていません。
強いて言えば、店主の頭髪の境がやや後退したかな?という程度。
変わらないということ。
移り変わりの早い世の中で、変わらないことが悪のように感じられるこの頃。
変わらないことが逆に難しくなってきたこの頃。
このお店を見かけると、いつもなんとなくほっとする自分がいます。
忙しない時代の中に、ぽつりとこんなお店もあっていいじゃない。
私がこの理容室に行くことは絶対にないだろうけれど、
いつまでも変わらずにそこにあってほしい、
そう思いこのブログを更新しました。
