ブラック料理人によるお金の裏話 | 王様の料理人。料理人の王様。

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尊敬するアントナン・カレームについてのレシピや、古典料理、地方料理、調理科学や作り方のコツ。モダンキュイジーヌのレシピ、画像、作り方。フランス料理、スペイン料理についての歴史。

お金とは不思議なものである。

お金の事を嫌いな人はいないと思います。

誰だってお金があるに越したことはないですよね。

 

貯金が10万円あったら、

20万円を目指すし、

20万円貯まったら、

50万円を目指すし、

なるべく多く貯金はしたいし、

お金持ちになりたいと思っていると思います。

 

しかし、

あなたはどれくらいお金について知っていますか?

 

硬貨がどこでどうやって作られているかとか、

紙幣がどこでどうやって刷られているとか、

そういうことよりももっと根本的なお金の成り立ちや、

お金が汚いと言われる理由などをあなたは知っていますか?

 

もしくは、

考えたことがありますか?

 

お金持ちは汚い?

この話はキンコン西野さんの新刊「新世界」で書かれていることなので、

あまり書くと怒られてしまうかもしれませんが、

あなたには

「お金の話をする奴は汚い」

「お金持ちは卑しい」

という先入観はありませんか?

 

毎日まじめにコツコツと働き、

額に汗をかき毎月少しずつ貯金をして貯めたお金こそ

綺麗なお金と思っていませんか?

 

結論から言いましょう!!

 

 

ベベン!!!!!!

 

お金に綺麗も汚いもありません。

あるのは表と裏のみです。

 

このお金の綺麗と汚いの先入観いつの間に植え付けられてしまったのか?

お金について特に学んだこともないのに、

価値観だけはしっかりと刻み込まれている。

 

これはほぼ、

親かテレビの影響と言っていいでしょう。

 

では、

なぜあなたのご両親やテレビでは綺麗なお金や汚いお金という

先入観があるのでしょうか?

 

キンコン西野さんが調べてくれたようなので、

ご紹介します。

 

お金の呪縛は誰もが知っている歴史上の人物

昔々、

徳川家康が「士農工商」という身分制度を作り、

お金を稼いでいる「商人」を一番下の身分にして、

「お金を稼ぐ奴は卑しい」というイメージを作ってからだそうです。

 

お金を稼ぐことが「悪いこと」になってしまったので、

国民全員が「そこそこ貧乏」になってしまった。

 

 

べべん!!

 

 

では、

なぜ徳川家康は国民全員を「そこそこ貧乏」にしたのか?

 

答えは簡単。

支配しやすいから。

 

国民全員を「そこそこ貧乏」にして、

国民全員を”挑戦できない身体”にしたほうが支配しやすかったからです。

 

だから、

「お金は汚い」

「お金を稼ぐことは悪いこと」

その呪縛は今も続いている。

 

それが、

本当に家康が作り出した呪縛なのかどうかは、

本当のところは昔話過ぎてよくわからないそうです。

 

どうやってお金は生まれたか?

お金の呪縛がもし本当に徳川家康の仕業だとしたら、

時代は江戸。

1604年ごろということになります。

 

その時点ですでにお金というものは出来上がっていたということになります。

 

では、

そのお金はどうやって生まれたのか?

 

お金の誕生秘話は過去記事に書いてますのでこちらをお読みください。

ブラック料理人によるお金の黒歴史

 

また、

お金の性質とはいったいどのようなものなのか?

知っているようで知らないお金の性質とは?

お金は貯めるもの?

お金は使うもの?

 

ブラック料理人によるお金の性質を解説

お金とは信用を数値化したもの。

先のどの過去記事を読んでもらえるとわかると思いますが、

そもそも、

お金(紙幣)というのは紙幣自体に価値はないのです。

 

一万円札の原価は20円程度だといわれています。

 

つまり、

一万円札をもとの白紙の状態に戻しても金(きん)が埋め込まれているわけではないのです。ですので、

印刷される前の状態にもどしても、

一万円の価値のには近づきません。

 

元々、

金(きん)の預かり証として発行していたものを、

物と交換し、

その預かり証と、

物を交換していくうちに物々交換だったものが、

預かり証と物の交換に変わった。

 

これが、

お金の始まりです!!

 

 

べべん!!!

 

 

詳しくは

ブラック料理人によるお金の黒歴史

をお読みください。

 

つまりどういうことかというと、

すべての人がそこに一万円の価値があると認識しているから、

一万円の価値がある。

 

もしも、

いまだに物々交換をしている民族の人に一万円札をあげても

全く喜ばないことでしょう。

 

そんな紙切れより、

食料だったり、

食料を確保する道具ののほうが喜ばれるでしょう。

 

 

これはその民族が一万円札に価値が一万円の価値があると認識

していないから起こる現象です。

 

ホリエモンこと堀江貴文さんやキンコン西野さんが言うように、

「お金とは信用を数値化したものである。」

 

とは、

いったいどういうことなのか?

 

キンコン西野さんの後輩にホームレス小谷さんという芸人さんがいる。

その小谷さんは1日を50円で売って信用を稼いでいました。

 

そんなホームレス小谷さんを「鬼ごっこに人数合わせ」で50円で買って、

その翌日に籍を入れたという方がいます。

 

そして、

ホームレス小谷さんはそんは奥さんの為に、

結婚式をしたいと思いましたが、

1日を50円で売っているので、

1か月毎日働いても1500円にしかなりません。

 

当然結婚式の費用は貯金していません。

それをキンコン西野さんに相談し、

クラウドファンディングで結婚式の開催費用を集めることにしました。

 

すると、

3週間で250万円が集まりました。

 

いったい誰が、

ホームレス小谷さんのクラウドファンディングを支援したのでしょう?

正体はそう

「ホームレス小谷さんを1日50円で買ったことがある人達」でした。

 

べべん!!!

 

これが信用がお金に変わった瞬間です。

お金持ちじゃなくても、

「信用持ち」なら、

クラウドファンディングを使ってその信用をお金に換金する事ができるのです。

 

ホームレス小谷さんついての詳しくはこちら

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