入学式 | ありちゃんママ37才 肺がん多発性骨転移ステージ4

ありちゃんママ37才 肺がん多発性骨転移ステージ4

2015年7月22日肺腺がん(左肺上に三センチ)、多発性骨転移と告知されました。
37才で、七才の長男、5才長女、2才次女の子どもをもつ
専業主婦です。
手術もできないステージ4と診断され、まだ小さい子ども達の為に死ねない❗絶対生きると頑張っています。

{D5358A05-60C2-4CF5-937D-BDEC082F6415}

今日はありの入学式でした(o^^o)
病気になって、ひとまずの目標でもありました。
色々あったけど、無事に出席できて良かったです。
ありは、全然泣かずに入学式を終えたのですが、
夜寝る時に、やっぱりいきなり札幌に来て、友達もいないので、不安になったのかやっぱり帯広帰りたい…>_<…と言い出しました。
ありの気持ちは痛いほど良くわかりました。
誰だって不安になると思います。
とりあえず、話を聞いてあげて、みんな初めて今日会ったお友達だからすぐに仲良くなんてできないけど、毎日行ったら必ずありだったらお友達できるから大丈夫だよ!と励ましながら話を聞いてあげてやっていくしか今はありません。
息子も同じです。不安を隠して本当の気持ちは
あまり口に出さない子なので、口では、全然緊張もしないし、不安ないし、転校するのは楽しい。と言っていますが、心の奥ではきっとすごい不安やストレスがすごくあると思っているので、
やっぱり子ども達の傷ついた心やストレス不安を少しでも取り除いてあげれるように、やっぱり
よーく話を聞いてあげなきゃいけないなぁと
思いました。

そして、実家生活も母にはやはり負担をかけているなぁと感じます。あたまでは実家で暮らす方が子ども達や私自身や母にもその方が良いのではないか?と考えてこちらに引っ越してきたのですが、まだ数日しかたっていないので落ち着いたら違うのかもしれませんが、今は、子ども達や母や私自身みんなが前よりストレスがたまっていてみんなが我慢している感じで、1番負担をかけているひとがパパから母に変わっただけで、
このままでは、実家に来た意味がないかもしれないかな?と思いはじめています。

私がこんな病気だから誰にも負担をかけないで
日常生活を過ごすことはできない現実なので、
周りには本当に申し訳ないけない気持ちしかありません。

パパが言ってくれている事は、私が後悔の無いようにしたい事を我慢せずにする事。
やらないで後悔するよりやって後悔した方が良いし、やってみてダメだったらまた戻ったって良いし、周りの事を気にしないで良い!と言ってくれてます。
その言葉で少し気持ちが楽になっています。
どんな選択にも正解がありません。
だから、やってみないと分からないし、やってみてダメだったらまた次考えれば良いと思います。
状況もそのつど変わりますし、こうしなきゃいけない!って決めないで、みんなで色んな事を話し合いながら決めていく事が大切な事だとしみじみ感じました。

本当にがん患者を抱える家族もちろん自分自身
人生すべて変わってしまいます。
これは経験しないとわからないですね。
だから、健康な人達は今普通の生活がおくれる事がどれだけ幸せか、そして、家族に感謝の気持ち
を忘れないで思いやりを忘れずに過ごして欲しいと思います。
なんだか、偉そうですねf^_^;)