巷では冬アニメがスタートしていますが、前々から気になっていたのに見ることが出来ていなかった秋アニメだった「葬送のフリーレン」を見ました。
原作は、週刊少年サンデーで連載中の漫画です。
今も冬アニメとして、引き続き2期の「一級魔法使い試験編」が放送されています。
出典:「公式HP」
https://frieren-anime.jp/
衝撃的に面白かった
なんだこれは。
秋アニメで話題だったので一話だけ見ていたのですが。
身体が疲れていた時に見てしまったので、寝落ちしてしまって、そこから見れていなかったんですよね
もともとこういったファンタジーや異世界ものが苦手だったのもあり。
(これを言ったらいつも澄さんに突っ込まれるのですがw)
あれこれ考えずに見ても普通に面白い作品なのですが、じっくり読み解きながら見ると、あちこち無数に深い比況、比喩、暗喩、縮図が隠されていて唸りました。
でも私はそれらを、多分まだ拾いきれてない。
なんか拾い切れてないって、わかる。
この間違い探しに熱中してしまうような感覚は久しぶりだなぁ。
面白いと言われていても、自分にはしっくりこなかったり、1話は良かったけど2話以降尻つぼみだったり、そんなのがよくあるのですが、これは最後まで面白くて一気見してしまいました。
疲れていたとはいえ、なぜ1話で寝てしまった?私よ…反省。
ざっくりとしたストーリーですが
フリーレン(妖精:魔法使い)
ヒンメル(人間:勇者)
ハイター(人間:僧侶)
アイゼン(ドワーフ:戦士)
この4人のパーティーが魔王を倒し、国へ凱旋するところから始まる。
魔王を倒す旅を終えた4人は、それぞれの道へと進み一旦分かれるが、50年後に「エーラ流星群」を見るために再度集合する。
人間であるヒンメルとハイターは随分と歳を取った容姿。
ドワーフのアイゼンは少々歳を取った容姿。
妖精のフリーレンは全く変わらぬ容姿、妖精の寿命は人間よりも長いから。
流星群を見た直後、人生を全うしヒンメルは他界する。
悲しいという感情がいまいちわからないフリーレンは皆から糾弾されてしまう。
人間を知るため、新たな魔法能力を取得するために、フリーレンはまた旅を始める。
さらにそこから20年後、ハイターとアイゼンの元を訪ねるフリーレン。
ハイターとアイゼンが世を去った後、ハイターが世話をしていた戦争孤児であるフェルンを魔法使いとして弟子に取り、アイゼンの弟子であるシュタルクと出会い、共に旅を続けることになる。
…って感じですが、こんな一言では説明が出来ないのですよ
あくまで「ざっくり説明」です。
同じ人間なのにヒンメルとハイターの寿命がえらい違うのはなんで?って思いますよね。
その理由はヒンメルの愛が故なんですけど、その愛こそが1期の大テーマなんだと思います。
第1話で答えが言われているのですが、それを理解できるのは2話以降を見てから、再度1 話に戻ってみると涙腺が崩壊します。
というか、1期の本髄はOPの歌詞にまとめられています。
こういうのはアニメあるあるですよね
私の正月帰阪の旅路で、鬼リピして聴いていました。
OPは飛ぶ鳥を落とす勢いのYOASOBI「勇者」
OP映像の最後、フリーレンにとって新旧のパーティーが交差する演出を見ると、私は胸の高鳴りが凄かったです。
YOASABIって、コーラスの声とか、シンバルのバーーーンて音、好きですよね
EDはmilet「Anytime Anywhere」
こちら、アートワークがめちゃくちゃ美しくないですか
特別なアーティストがいて、その方の作品なのかな?と思って調べてみたのですが、なかなかヒットしなかった。
ってことは、アニメ制作スタジオのオリジナルなのかな…。
だとしたら凄い。
額に入れて家に飾りたい!って思ったED映像は初めてです
声優陣のチョイスも好きです。
有名どころで固めておらず、ちゃんとオーディションしたのだろうなと思える配役といいますか…
魔道祖師で蘇渉役していた、こばたけまさふみさんが、ほぼ毎回脇役の声を担当されているのですが、脇役故公式HPにこばたけまさふみさんの名前が表記されていないことが解せない
あと、音楽担当のEvan Callって、なんかどこかで聞いたことある・見たことある字面…と思い、調べてみたら、鎌倉殿の13人の方なんですね。
そうだそうだ。
調べてみたら、2015年あたりから怒涛のように日本作品のお仕事をされているみたいで。
今後も目にすることが多くなりそう。
私、葬送のフリーレンの原作読んだことないんですよね。
ネットでの意見を見てみると、アニメは原作を超えているとかっていう声をよく目にします。
もちろん原作あってのアニメなんでしょうけど
原作もいつか読んでみようと思います。
単行本欲しいけど、保管しておくスペース作りたくないので電子かなぁ。
葬送のフリーレン、子供も楽しめる作品ですが、これは大人のための、静かな良作アニメであると改めて思いました。
作品の良さを全く書き記すことが出来ていないブログになってしまいました。
もっと上手く感想が言えたらいいのに。。。