4月の末頃からdodaという転職サイトを使って転職活動をしている。

最初に応募した動物霊園は受かったのだけれど、現場に着いて「あ、嫌い」と思ったのと、色んな人からの説得を受けて内定辞退をする事になった

いや本当に悪い事をした


説得を受けたというのは、もうちょっとこう、キャリアを活かそうよというものだ

まぁ説得というよりは、直感的に嫌い!と思った事の方が大きいけどな


というわけで、辞退はしたもののいきなり内定は取れたという事で、案外イケんじゃねーのと本格的に転職活動を開始


書類選考の通過率は20%くらいだからどんどん応募しましょう!と言われたので言われた通りどんどん応募している。

まぁ20%は言い過ぎかなとは思うものの、50%は無いなという具合の通過具合

動物霊園の次にもう1社内定が出たけど、なんか求人に書いてた内容と違ったり、「それdoda的にいいの?」と思うようなグレーな事をしてきたのでこれも辞退


売り手市場というものなのか、そもそも企業からのスカウトが鬱陶しいくらいに届く

「この職種のスカウトはブロック」というのをやりまくっても毎日10件は届く

スカウトの中には書類選考無しの面接確約!みたいなのも少なくなくて、更にはプレミアムオファーとかいう、「機械操作じゃなくて人がガッツリ貴方の経歴を見た上で手動でオファーしてますよ」みたいなのもちょくちょく来る


資格なんて一つも無いし、専門的な知識も無い

思い当たるとすれば、新卒で入った会社に10年以上務め続けて、ちゃんと順当に出世してきたしそれなりに定量的な成果も出してきましたよっていうところが評価されているのだろうか


ただ単に人手不足だからっていうだけかもしれないけど、もし上の通りならまぁ、頑張ってきて良かったと思えなくもない


お陰で面接の予定が入りまくって、エージェントから「どれがどれか分かんなくなるし、内定出ちゃったら色々ややこしいから一回応募をやめようか」と言われた

まぁそのエージェントはdodaの人ではなくて、なんか更に別のエージェントなんだけど


変な話よな

dodaにエンジニア募集!っていう求人があって、そこに応募したら「実は私はエージェントなのだ!」っていう変な罠があった



まぁとにかくこんな感じで、転職を考えている人はdodaに登録してみてはいかがだろうか

転職サイトといえば「通知がウザい」「エージェントからの圧がしんどい」という印象があるけれど、条件を絞りまくれば通知もそんな来ないし、少なくともdodaは、最初の電話面談以降は書類選考に通過した時にしか連絡して来ない


10年くらい前にちょろっと転職エージェントを使った時は、バカみたいに通知が来る上に希望条件の設定が全く機能してなかったんだけど、10年もあればそりゃ進化するか


いやそれにしても、殆ど同じ仕事で年収50万とか100万アップとかザラにある

それに大抵は面接もビデオ通話で行うからわざわざスーツ着て現地に行く事も無い

まぁ二次面接まである企業は、二次面接は来てくださいってパターンが多いけど、そもそも二次面接まである企業はそんな無い印象だ


面接に関しては、結局面接官も人なわけで、いい印象を持たせればいいだけだ

では面接官が というか人が人と話して「こいついいなぁ」と思わせるにはどうすればいいか?


想定質問を並べて、理論整然と話すトレーニングをするべきだろうか?

まぁ学生の頃はそう教わるし、今回エージェントからもそう教わった 大変懐かしい


だけど、一応「会話や説得のプロ」とも言えるコールセンターで、オペレーターから教育講師、配属面談の面談者もしてきて俺としては、「まぁそうだけど本質はそうじゃない」となる


人が、「こいついいなぁ」と思うのはどんな人か



それは、「会話をしてて気持ちがいい奴」だ



会話とはつまり、話したり聞いたりする事だ

気持ちがいいというのは、ストレスや引っ掛かりが無い、というような意味だ


だから、「この応募者の話はストレス無く聞けるし、こっちが話してる時の態度もいいな」と思った時に、「こいついいなぁ」と思うわけだ


この後に面接についての持論をつらつらと書いてみたが、なんか説教臭くなったので消しておいた 我ながら賢明である


まぁだから、質問の想定とかそういうのをするのは結構な事だけど、


「この人の話を聞いてるとなんかイライラするんだよな」

「なんかこの人に話す時は気持ちよくスラスラ話せるな」


こんな風に思う人はどんな人か、想像するでもいいし知人の誰かを参考にするでもいいし、

とにかく「気持ちよく話せる・聞けるってどんな人?」を探求した方がいいと、おじさんは思うね


あぁあと、自分を偽らない方がいい

最低限失礼な態度は取らないようにした上で、「気にいられよう!」とするのは悪手だと思う


学生の時に、第一印象がどうたらこうたらと教わったが、第一印象がいいって事は、その後にミスった時の落胆もデカいって事だからな

第一印象を取りに行くのは結構リスキーなのだ


逆に、リラックスして「よろしくお願いしまーす」くらいのテンションだった奴が、めっちゃスラスラ喋るし聞く姿勢もいいとなると、好印象は抱かれやすい


詳しい事が知りたければ「ゲイン効果 ロス効果」で検索してみると良い


つまり、第一印象を完璧にしましょう!っていうのは、その後もずーっと完璧な受け答えをするのが前提という、無茶な作戦なのだ


そりゃもちろん、最初の挨拶だけで落とすような奴も居るには居るだろうが、それはそいつがアホなのだ


当たり前だけど面接官も人間だし、人間だから良い人も悪い人も居る


世間で教えられる面接対策とは、良い人にも悪いにも気に入られるための方策であって、おじさんに言わせりゃ「バカに面接官任せてる会社なんかその時点で程度が知れるんだから積極的に落ちたらいい」である


まぁ、面接官も面接官で大変なのだけど

何しろ、配属してからすぐ辞めたり問題起こしたら、100%ではないにしろ面接官、というか人事部の責任である


なので、大企業であればある程、「こういう条件を満たした受験者は通します!いいですね!?いいって言いましたね!?はいじゃあもし変なやつでも私達の責任ではないって事でいいですね!?」っていう風になるのだ


で、その「条件」に第一印象がいい とかそんなんが入ってる場合があるわけだ

なので、第一印象良くしましょうってなるわけだが


こういう会社だとしても、面接官が通す人間は2種類いる


一つは、「まぁ無難に条件クリアしてるね」って思われる人間


もう一つは、「こいつはいいな、俺こいつ好きだわ!多分あの部署の人らともうまくやってけるわこいつ!」と思われる人間


まぁ後者も最低限の条件(滞りなく会話が出来る)はクリアしないといけないけど、面接官だって人間。

「自分の判断は正しい」という体験をしたいのが人間だ


まぁ、「無難に条件クリアしてるね」と思われるために頑張る事を否定はしない

だけど、それ以外にも良い印象を抱いてもらう方法はあるよと、おじさんは思うなぁ





ただ、ダラダラ転職活動して10月くらいに内定取れればと思ってたんだけどな…

うーん どうしたものか


今受けてるやつ全部落ちてもいいんだぞ

いやまぁ落ちたら落ちたで多少なりともヘコむけど、こう、結局ほら、こういうのってご縁だし…


まぁ丸一年ゴロゴロしてた人間が言う事ではないな

ちゃんとするかーと思うと同時に「なんてちゃんとするの?」とも思う


よし 考えることをやめよう


その場のノリと流れでふわふわいくぞう