なるほど

徹底して利他的である 自己を我を隠す 相手を優先する


人はみんな、色んな事がめんどくさいのだ

古谷実のグリーンヒルという漫画でもあったか

「人類最大にして最強の敵は「めんどくさい」だ」みたいなセリフが


めんどくさいって何なんだろう、とも思うが、それを調べる気力は無い

ともかく、何となく確かにそうだなと思う

そう 人はみんなめんどくさいのだ


その「めんどくさい」を極力叶える人間

それは相手にどう映るか

まぁ「優しい」とか「気遣いが出来る」とか、肯定的に映るだろう

だけどそれが続くとどうか?


サイコパスみたいな奴なら、何だこいつ超便利じゃんってなもので、徹底的に利用されるだろう

ある程度マトモな奴なら、申し訳ないなーとか考えて、バランスを取ろうとするだろう

だかバランスを取るのはめんどくさいのだ

なよて、バランス取らないとなと思い、「バランス取った方がいいよね…?」相手にパスをする


そしたらそいつは、いいよいいよーと答えるわけだ

どのような振る舞いをしたら無理をしているように見えるのかを熟知しているので、その辺りのケアを出来るだろう

「返報が無くても大丈夫だよ」ではなく「返報を必要としてないよ」という表現だ


それでもやっぱりバランスは取りたい、でもめんどくさい、その葛藤の先はどうか


例えば初めて会った相手なら、マナーというか自身の善性保持のために返報するだろう

だか長い付き合いではどうか 家族や友人、恋人はどうか


当然、人による


が、めんどくさいを超えられる人間は少ない

超えられる人間が偉いわけでも優れているわけでもない

超え「られる」というより、超えるか超えないかだろうな


まぁ何やかんやで大抵は超えない つまり返報しない

ではバランスを取りたいという気持ちはどうなるのか?

簡単 相手を落とすのだ


そもそもこいつがこうなんだから

そもそも自分だってこうしてるわけだし

こいつが言わないのが悪いんだから


善悪 正誤


攻撃的になる 言い訳がましくなる

基本的に、一方的に善意を受け続け、かつ、平穏であり続けるのはかなり難しい

バランスを取りたいのだ その結果、面白い事に相手を下げてバランスを取る


つまり、例えば肩もみをしてくれたとして、「でもこいつ普段遅刻ばっかして正直迷惑しるもんな うんうん」といったところか

とても普通だ 健全な人間だ


そもそも善意ではないしな 拒絶されるのが嫌なだけだろう

拒絶感受性という言葉があるらしいが、それによるものだ

嫌がられるのは怖いくせに社交性がある馬鹿は、「優しい人」に見えるようだ

馬鹿馬鹿しい 優しい人であるものか


そもそも、「相手の事をちゃんと優しいと認める」という行為自体がバランスを保つ意図が含まれるのだろう

気色の悪いことだ 

そりゃそうだ 昆虫からすりゃ人間はキモいし、人間からすりゃ昆虫はキモい

香川照之に張り倒されそうだな じゃあゴキブリで


あはは 確かに

地球からすりゃ人間の方がよっぽどゴキブリだわな

害虫が害虫を忌避するわけだ そりゃそうだ

意味は無い ただ現象があるだけ

何の意味も無い


意義はあるけどな 当人にとって

当人があるならな 

レンコンマンの穴開きパンチに気を付けろよ