優美です照れ





マスターと入った

2件目のBARでは



お店で働く時の

接客モードのマスターからは


聞く事が出来ないような

貴重な話を

たくさん聞く事ができた




プライベートだから話せる事で

お店では話さないです



と言ってくれて

なんだか心を開いてくれたようで

嬉しかった




もっと聞いていたかったけど


終電が近い事もあって





そろそろ出ないとね

続きはまた次回に



と、さりげなく

次の機会を匂わせるマスターは


やはり接客のプロだ





外に出ると

冷たい風が吹いていて


駅へと向かう道のりを

恋人繋ぎで歩いた





高まる鼓動を悟られないよう

冬の寒さに震えていると



マスターの手が

腰へと回される






ショート丈のコートの下に

マスターの手が潜り込んで




優美さん、やはりスタイルがいいですね



腰をなぞるマスターの手つきは

不思議といやらしさが無い





嫌ではないですか?



と問うマスターに



嫌じゃ無いです



と答える私はいかがなものか




なんだか妙に恥ずかしくなって

言葉に詰まった





マスターは

いつだってスマートに

女性をリードする





マスターの言う

プラトニックな関係とは

どこまでなのか




そんな事を考えながら



火照る身体を

酔いのせいにして




冬の寒さを

肌に感じるように


気を逸らした