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2008年11月 300p 祥伝社
○ 齋藤孝「齋藤孝のざっくり!世界史」読みました。
「齋藤孝のざっくり!日本史」の続編という感じですが、こちらの方が、歯ごたえがありました。アメリカが、いかにキリスト教のプロテスタントの影響を受けているのか、カソリックとの違いも感覚的にわかりました。
また、古代ギリシア、ローマがいかに、進歩的だったのかもわかりました。
そして中国もまた、他国からたびたび侵略を受けていたということも、認識しました。これを読むと、現代と世界史は繋がっているのだなと、思います。現代史を理解するためにも一度読むと、俯瞰して考えることができる気がします。終戦の日も近いですし、世界史をここらでざっくり振り返るのもいいかも。。。Y159
以下、印象に残ったところの覚え書きです。
第1章 西洋近代化のパワー
ヨーロッパの源は古代ギリシアとローマにあり、カトリック以上、思ったより禁欲的なプロテスタント、それが資本主義の誕生の秘密。。。
第2章 帝国の野望史
世界征服をしたいという子供じみた願望、でも世襲が帝国崩壊の原因・・・
第3章 欲望の世界史
覚醒するコーヒー文化、まったりなお茶文化。。。
第4章 世界史に現れたモンスターたち
資本主義、社会主義、そして今でもかいま見られるファシズム。
第5章 世界史の中心にはいつも宗教があった
ユダヤ・キリスト・イスラム宗教三兄弟
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