坂の上の雲は、今年度から足かけ三年をかけて放送されるNHKドラマスペシャル です。
原作「坂の上の雲 第一部」のレビュー はこちらです。
NHKドラマ坂の上の雲「少年の国」(第1部 第1回 2009年11月27日)
ドラマは、明治元年の頃から始まります。秋山好古(あきやまよしふる)は、勉強をしたくてしようがありません。彼は大阪で勉強した後、東京に出て軍隊の学校に入ります。
弟の秋山真之(さねゆき)は、兄とは10歳近く年が離れています。やんちゃ坊主です。彼も兄の後を追うようにして、東京に出て行きます。
そしてもうひとり、後の正岡子規も、同じ頃、東京に出て行くのでした。。。
ということで、NHKドラマ坂の上の雲「少年の国」(第1部 第1回)見ました。
原作を最近読んだばかりなので、こんな話がドラマになるのかな、と思っていましたが、なかなか細部が原作を活かしていると思いました。
東京へ出てきてからの、好古と真之の関係とか、面白いです。また、正岡子規が劣等生で描かれていること、また高橋是清が西田敏行という配役も、絶妙でした。
一番気に入ったのは、ナレーションです。本と同じような司馬遼太郎の文章風の語りで、作品の世界観をうまく表現していると思いました。エンディングの字幕スーパーを見たところ、なんと、渡辺謙が語りなのですね、ビックリです!
真之と子規の妹が何となく良い感じに描かれていたのは、原作であったのでしょうか?でも好古と多美の関係は笑えました。。。
毎週日曜日1時間半も放送される、見るのに体力必要なドラマですが、チェックしようと思います。。。
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