- どろろ (1)/手塚 治虫(全3巻中1巻)
- ☆☆☆
- (実際読んだ版は、秋田書店版手塚治虫傑作選集3全3巻の1巻(秋田書店 1990年9月)です。上記の文庫版ではありません)
祝どろろ映画化! ということで、手塚治虫傑作選集「どろろ1」読みました・・・
百鬼丸は、父親が魔物たちと取り引きしたために、体の48カ所が魔物たちにとられたまま生まれましたがすぐに、川に捨てられました。でも、運良く医者に拾われ大きくなることができました。
そして大きくなり、48の魔物を倒せば、体の部位が取り戻せるということで、魔物捜しの旅に出ることになりました。
16匹の魔物はすでに倒し、この巻では、右腕、目玉を取り返すことができました。
一方、相棒のどろろも、住む場所を戦などのいざこざで奪われ、父親は身分の高い武士に殺され、母親とは雪の中で死に別れます・・・
泥棒として生きているときに、百鬼丸と出会い、一緒に二人は旅に出ることになりました。
いろいろな妖怪、魔物が出て、おどろおどろしい話ですが、眼を取り戻した百鬼丸が「どろろ。あんがい、かわいいな」というセリフ、印象的でした。