谷川俊太郎「せかいはひろし」を読みました | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

せかいはひろし
谷川 俊太郎, 和田 誠
せかいはひろし あかね書房,47p,1978年10月
☆☆☆

主人公の名前は「ひろし」,砂場で遊んでいたら,自分と同じくらいの年格好の男の子が立っていました.かみも目もひろしとおなじいろだけど,どうやら外国人の子どもみたいです.どうやら,道に迷ったようです.
ひろしは彼の地面に書いた数字を頼りに,彼の家を探します・・・

男の子同士,やがて友情のようなものが芽生えていきます.
谷川俊太郎の文が,物語に乾いたリズムを与え,和田誠の絵がそれによくあいます.

小学生低学年くらいから読める本です.