ハムスターの寿命と「ゾウの時間ネズミの時間」 | 親愛なる人に-読書の薦め

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読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

3年前のクリスマスに我が家にやってきた、ジャンガリアンハムスターが、今朝静かに逝きました。2年6ヶ月我が家で過ごしました。

半年ほど前から、お腹に瘤ができていて医者に診てもらったのですが、これといった処置はできませんでした。昨年の4月には2回の脱走、骨折もしました(このときは、優しい友人に獣医を教えてもらい連れて行きました。これはなんとか治りました)。長生きしてもらうために、うちのハムスターが何を好んで食べるかも実際に調べました(大麦圧ペンがお気に入りでした)。ひまわりの種はやりすぎないように注意しました。ハムスター用のヒーターも扇風機も買いました。お腹の瘤がだいぶ大きくなってきていたので、遠からずこの日が来るのはわかっていましたが、やはり寂しいです。


ハムスターは手のひらに乗るほど小さいのに、温かく心臓が動いている、まぎれもないほ乳類でした。「ゾウの時間ネズミの時間」という、しばらく前のベストセラーのことを思い出しました。どんなほ乳類でも、心臓が動く回数が決まっていて、小さな動物ほど早く鼓動し大きい動物ほどゆっくり鼓動する、その結果、小さいほ乳類ほど、寿命が短いとのことが書いてありました。もうひとまわり大きいゴールデンハムスターならもう少し長生きしたのになあ、とも思いました。


はむっち、今まで楽しませてくれてありがとう。


はむっち

本川 達雄
ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学

PS 今日、ダーウィンが研究したとされる176歳のメスのゾウガメが、22日オーストラリアで死んだというニュース が流れました。ハムスターの寿命を考えると、は虫類の亀は長生きだなあ


ゾウの時間ネズミの時間