小川洋子 博士の愛した数式 は理系の男の子だ | 親愛なる人に-読書の薦め

親愛なる人に-読書の薦め

読んだ本の感想などを、本屋さんで見かける推薦文のように綴ります・・・お薦め度合いは、☆の数で評価します。親愛なる本好きの人たちに,このブログを届けたいです.

小川 洋子
博士の愛した数式
☆☆☆☆

博士が数字に関して語る蘊蓄(うんちく)は、理系の男子ならば

思えることでした。というより、男全体にありうること。


これが数字ならば、博士だろうし、

自分なら、好きなスポーツや物事を語るかも。

聞く方も、ここに出てくる子供や家政婦さんのように

愛情を込めて聞いてくれれば、ありがたいのにね、

つい一方的に、話してしまい聞き流すのが凡人なのかも。


リリー・フランキーの、東京タワーも平行して読んだので、

奇しくも、家族について描いた本を2冊続けて読んだことになりました。

どちらも心温まります。


博士の愛した数式
博士の愛した数式