アメリカンスナイパー!! | しなだマンのブログ

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みなさんこんばんは!!
あ!ウエッ!!!


久しぶりのウエッ!はいかがですか?(笑)

さてさて
久しぶりに映画の話。
今日はこれ見ました。

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アメリカンスナイパー。
クリントイーストウッド監督の作品ですね。

今回のアカデミー賞に6部門ノミネートの話題作。

イラクでのアルカイダとの戦闘をその中にいた伝説のスナイパーの話。
これは実際にあった話、主人公のクリス・カイルの自叙伝を基に作られた映画。
最近まで起こっていた、また今も継続して起こってる戦いの話だから凄くリアル。

貿易センタービルのテロの映像、イラクでの戦闘の映像など日本でもニュースなどで度々目にしていた映像もあるのであの時こんな風に活躍した人がいたんだ。イラクではこんな悲惨な事が起こっていたんだと思え自分がその時に日本で感じてた恐さと戦地での恐さをヒシヒシ感じる作品。

この映画僕的に分析するとテーマは
『緊張と緩和』かなと。
伝説のスナイパーの戦地での緊張と家族と対する時の緩和がバランス良く描かれてて観る方も常に緊張しながらも緩和も出来てピリッとの中にもゆったりしていると思う。

だが次第に戦闘が激化していくに連れその『緊張と緩和』のバランスが崩れ主人公を家族を壊していくという感じ。




この映画はクリントイーストウッド監督の頭の中がどんなかがビシビシと伝わったな。

きっと凄くシンプルで緻密な理論があるんだろうなと。
人がどうやったら恐怖を感じてどうやったら共感して、和んで。
それがきっちり理論の基作られている気がする。

映画の中のアメリカ兵が自分達のしてる事はただしいのか?と言えば観ている方にも確かにただしいのかな?と思えるような演出を入れてたりほんのちょっとのシーンなんだけどめちゃくちゃな、バイオレンスな相手に対して感情移入する所も組み込まれてたり。
それぞれの正義があるんだよなって。



色々深いなと。
深いけどくっきりしっかりしてるから意図も受け取りやすいそんな映画だと思います。

凄くスマートでエッジの効いた作品て多分これの事を言うんだと思う。

ぜひ見てみて!!
DVD欲しい指数は4点(5点満点)

ちなみに。この映画の主人公クリス・カイルは退役後PTSDに悩む退役軍人の為に働くもその退役軍人に殺害されていて、その殺害犯の裁判が今年の2月から行われてて2月24日に仮釈放無しの終身刑を言い渡されています。
日本での映画公開と裁判がタイムリーでそこも含め見るとよりこの作品の深さ、恐さを感じられるんじゃないかなと思います。



クリントイーストウッドの(配給会社の?)映画の枠を超えた作戦に度肝を抜かれました。


とてもオススメです。

そして今からこれ見て来ます。
これはまた今度紹介します。


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