古の技術でゲームプログラミング 第3回
VisualStudioを起動したらとりあえずプロジェクトを作らないと話にならない。
テンプレートとしていろいろ聞かれるので、Windowsデスクトップアプリケーションを選ぶ。
空のプロジェクトとかを選んでイチから作ってもいいんだけどメンドクサイから素直にこれにしておいたほうがいい。
昔はへんなこだわりがあって空のプロジェクトから作ってたっけなあ…。
で、プロジェクトを作ったら真っ先にやるべきこと。
プロジェクトプロパティでランタイムライブラリがデフォルトでDLLを使うことになっているので、これを静的リンクライブラリ(DLLって書いてないヤツ)に替える。
左上の構成をDebug、Releaseと切り替えられるので両方でやっておいたほうがいい。
構成:Debug → マルチスレッド デバッグ(/MTd)
構成:Release → マルチスレッド(/MT)
にそれぞれ変えよう。
DLLのままになってると、ビルドして出来上がったexeを他PCにもっていって実行しようとするとDLLがないって怒られて起動できない。
上記設定はランタイムライブラリってやつをビルド段階でexeに含めるか、DLLとしてexe外に持つかを選ぶ項目になってる。
ちなみにDLLにしておくメリットはるのか?
メリット:
複数アプリで1個のDLLを共有でき、ストレージを節約できる。
exeのサイズが小さくなるので起動が早くなったりする?ならない?
⇒いまどきのPCなら誤差だと思うんだけど…
デフォルトでこっちになってるってことは何かほかにメリットあるのかな…
デメリット:
他PCにもってくときとかDLLも用意しないといけないのがめんどくさい。
※特にVisualStudioのインストールされたPCだとDLLがあるので動くけど、VisualStudioが入ってないPCだと動かない、みたいな話なので地味に気づきにくい気がしたりしなかったり。
とりあえずテンプレートプロジェクトができたらF5を押せばプロジェクトがビルドされてデバッグ実行されます。
特に何もしなくてもメニュー付き(いらんけど)のウインドウを表示してくれる!
いやこれがゼロから書こうとするとけっこう難儀なんですよ。
特にめんどいのがアイコン周り。この辺を勝手に作ってくれるだけで大助かりっス。
おしまい。