大手IT企業を辞め、スポーツ系で起業した男の手記 〜スポーツ×ITで変革を!〜

大手IT企業を辞め、スポーツ系で起業した男の手記 〜スポーツ×ITで変革を!〜

大手IT起業を退職し、起業を志した28歳夏。そこからの軌跡や出来事を綴るブログ

Amebaでブログを始めよう!
{54A652BC-62DE-4F91-BEE6-4A9892ABA708:01}

新年初のプレゼン!
sproutというイベントでの登壇。

ルールは、20秒で自動に切り替わるプレゼンテーション×10枚という200秒の持ち時間内でいかに共感を得れるか。

結果は2位。

すこーしずつこういうイベントの順位も上がってきているので、日々精進。

また、最近採用を強化しているのだが
「こうしたいんです!!!」
「○○しましょう!!!」

と、提案できる人間が増えてきて、営業を中心として非常に社内が活性化してきている。

「○○が嫌」
「○○は気にくわない」
「○○してくれない」

このような、他人任せの発言や状況を俯瞰するだけでの言動は、状況を何も変えず自分自身の魅力を下げ、相手やチームに対して迷惑をかける。

自分に何が出来るか。
相手を動かすためには、どんな行動や言動が最適か。
何が自分の好奇心を突き動かすか。

常に考えながら動く。

Go Action!

それでは。
こんばんは。

Link Sportsが今日で2歳になった。

2年、会社を続けていると、いろいろある。
書こうとした時に、何から書こうか思い浮かぶくらいは選べないくらいいろいろある。

FBには
-------------
《2歳!!!》
Link Sportsは、本日を持って2歳となりました。
アスリートの方々、アスリートを支える方々、投資家の方々、ベンチャーを支える方々始め、たくさんの方々の支えあって、立ち続けることが出来ております。
3年目は、TeamHubアプリの更なる充実を始め、スポーツをより「したい」と思える世界を創るべく、様々な角度からアプローチしていきたいと思います。
どうやって設立日をしったのかと驚きましたが、メッセージいただきました方々、本当にありがとうございます!超嬉しいです。
前職の方々、安心してください、生きてます。職場でいきなりスクワットとかしても、誰も驚かない愉快なメンバー達で楽しんでいます。
1日25時間スポーツ&運動のことを考えていますので、次の1年もよろしくお願いいたします!
---------------

と書いたが、ここに書いた通り起業して一番芽生えた感情は

「感謝」

である。

綺麗事を書くつもりもないので、先に記しておくが、常に感じている3つの感情は

「感謝」「ワクワク」そして「焦燥」である。

それは、最初も今もまったく変わらない。
変わるのは、その時々で起こる出来事からくるこの3項目の比率だけであり、無くなることはない。

いつも楽しいとか、ワクワクするとか書いているので、今日は「焦燥」の部分から。

「焦燥」は、広い世界に漕ぎ出したからこそ感じる思いでもあった。
要は、勝負をする土台が圧倒的に違うのだ。会社の中で評価されるにはどうしたら良いのか。から、社会から必要とされるにはどうしたら良いのか。と変わった。
一番の違いは、「知られるところから始めなければいけない」ということ。
勝手に知ってもらえることなど、まずない。

そうなると、知名度のあるサービスや人を見る度に、自分がまだ全然足りないことを自覚し焦る。ただ、出来ることは手を動かし、口を動かし、足を動かし、一人一人と相対し、プレゼンの場に足を運ぶ。これしかない。

心の変化として、サラリーマン時代はどうやって効率良く評価され、サボるか。みたいなところがあったが、今は効率良く努力し続けるには、何を選び何を捨てるのかを、手を動かしながら考える。そんな感覚だ。

また、「人」に関しても同様である。

雇って頂いているのに、偉そうに会社を語る人から、可能性を語り、ある人間の人生を預かる代表となるわけである。

これが、焦らずにいられるだろうか。

彼らが安心して楽しく働くことが出来るようになるまでは、必死で考えもがき続けるべきであろう。

ここまで、「焦燥」について書いたが、私自体は凄くポジティブに捉えている。
焦ることで物凄く「やってやろう!」と思うからだ。

やばい!明日の試験数学じゃなくて地理だった!!
ってわかったら、焦って寝ずに猛勉強するだろう。(諦めるという選択肢は無しでw)

それがずっと続いているイメージ。
最初は疲れるかと思うだろうが、慣れるとそんなこともなく心地よくなってくる。

イージーモードだな。なんて思っていたサラリーマン時代を恥じ、自らが全然磨かれていないことに気づく。ある商品を会社の冠で売ることに、何の価値も無いことに気づく。そして、人生が本当に楽しく出来ることにも気づく。

なので、3年目も「焦燥」を力に変え、人を増やし業績を伸ばし、世界を変えることを目指していきたいと思う。

常に順風満帆に見え、「順調ですね!」「勢いありますね!」と言われることもあり、素直に嬉しいのだが(そう見えていることは何より大切)、当然その裏にはトイレで30分悔しみを噛み締めた日や、創業期に創業者の給与を止めた日、サービスを全否定された日、趣味と仕事は違うと言われた日もある。

だからこそ、見えてきたものがある。

漫画、宇宙兄弟のセリフでこんな言葉がある。


「本気の失敗には価値がある」

とあるが、本気の失敗は、まず本気で挑戦しないと起き得ない事象である。

私が2年を通して思うこと。

個人としても会社としても財産は、

「人」と「本気の挑戦」

節目と言われる3年目、この2つを意識しチャレンジングな年にしたいと思う。