今日は別格7番札所・金山出石寺を打ちました。

宿を出てしばらく歩いていると雪が降り始め、途中のコンビニで非常食と飲み物を調達してさらに歩きましたが、段々と降雪が激しくなり、みるみるうちに降り積もる雪で真っ白に。

こんな雪が積もっている状態で果たしてこの先の遍路道を歩いて登れるのか、途中だけど諦めて引き返すべきか、どうしようかと舗装路に出たところで悩んでいると軽トラックが通りかかり、運転していたおじさんが声をかけてきて、こんな雪が降る中遍路道を歩くのは危険だから出石寺まで乗せてあげる、と仰ってくれたので、有り難く乗せていただきました。


歩きだと3時間ほどかかる出石寺まで20分ほどで到着しました。最初に弘法大師さんが出迎えてくれます。


で、お約束の長〜い階段が。


階段を登り切ると鐘楼を兼ねた山門があり、鐘を撞いて境内に入りました。




入ってまた階段を登ると一番上に本堂があります。御本尊は千手観世音菩薩様です。


こちらは大師堂です。




大師堂の向かい側には、鹿と牛の銅像が鎮座。

牛の銅像は参拝者に鼻の部分を撫で尽くされて鼻だけピカピカになってます(^^)


境内の一角から大洲の街並みが見渡せます。

標高が812mあるので、雪が降って激寒なのも頷けます。


納経を済ませて降りてくると、登る時には気付かなかった馬の銅像がありました。軽トラのおじさんが待っててくれて、麓まで送っていただきました。車で送ってもらうのもお接待なので有り難く受け、御礼の納札もお渡ししました。けど遍路道を歩くという目的は達成してないので、それは次回行く時の宿題としておきます。


明日から二日かけて44番大寶寺・45番岩屋寺がある久万高原を目指して歩きますが、明後日から雨予報となっていて雨天の中、峠越えの遍路道を歩くことになりそうで少し気が重いです・・・