③からの続きです。

内宮の正宮の次は別宮・荒祭宮へ参拝し、順路を進んでいくと御厩があり、神馬さんがいました。


草新号と名前が付いてます。


こちらを向いてくれたタイミングを狙って一枚。

外宮は御厩に神馬さんの居る時間が決まっていますが、内宮は決まっていないので御厩に神馬さんが居て会えるかどうかは時の運次第。会えた僕は運が良かったんでしょうね。この後新しい御札の授与を受け、内宮を後にします。


おかげ横丁の赤福本店で定番の赤福餅2個とお茶のセットを注文して小休止。職人さんが手作りしている赤福餅は本店の喫茶で食べる分しかなく、

工場の機械で作られる箱入りの赤福餅と比べると餅を包む餡の形が一個一個微妙に違って手作り感が表れてます。




赤福本店を出てさらに歩き、猿田彦神社に何年ぶりかで参拝。境内社の佐瑠女神社にも参拝しました。この時点で時間は11時過ぎ、帰りの電車まで4時間近くあるので、前から気になってた所へ行ってみることに。宇治山田駅から伊勢中川行きの普通に乗車。途中で特急・急行2本連続通過待ちなどもあり、30分ほどかかって斎宮駅に到着。

急行も停まらない駅なので、時間がかかるのも止むを得ません。








駅を出てすぐ、目の前は斎宮跡の広大な敷地。

南北朝時代まで、伊勢神宮に奉仕した斎王の屋敷があった地です。現在はさいくう平安の杜に復元された正殿・西脇殿・東脇殿と、斎宮駅前に当時の生活を体験できる、いつきのみや歴史体験館と、広い敷地に当時の建物の様子をミニチュアで再現したものがあり、少し離れた場所には斎宮歴史博物館もあります。全部見て回ると何時間もかかりそうなので、程々の時間で切り上げて宇治山田駅に戻りました。




帰路は観光特急しまかぜに乗車。本革張りのプレミアムシートに電動リクライニング+レッグレスト、腰部にはエアーで動くリラクゼーション機能まで備わってます。勿論全席コンセント付きで、車内Wi-Fiも完備。乗車するには通常の特急料金+しまかぜ特別車両料金が必要ですが、この豪華さなら納得できるお値段です。3号車に二階建てのカフェカーがあり、伊勢志摩の食材を使った軽食を食べることができますが、混んでたので今回は見送りました。




代わりにワゴン販売でしまかぜ弁当を購入。

さすが観光特急を標榜するだけに、JRでも殆ど無くなった車内販売が運転開始当時から行われています。以前名古屋からひのとりに乗った時に買ったひのとり弁当と構成は似ていますが、おかずの品が異なってました。弁当食べた後、眠くなってウトウトしているうちに京都へ到着し、行きつけのお店で軽く呑んでから帰宅しました。


コロナ禍前は毎年複数回お伊勢さん参りに行ってましたがコロナ禍以降は毎年1月しか行ってないので、もう少し行く回数を増やしてもいいかな、とも思ってます。