少し体調がよろしくなかったので書くのが遅れましたが、今週月曜火曜とお伊勢さん参りに行ってきました。



近鉄京都駅から賢島行きの特急伊勢志摩ライナーに乗車。近鉄特急は全車指定席なので必ず特急券が必要ですが、近鉄特急ネット会員に入ってるので特急券もチケットレスで楽に取れました。



伊勢の前に行きたい所があったので、伊勢を通り越して志摩磯部駅で下車。かつて志摩スペイン村の最寄駅だったので駅舎はスペイン風の小洒落た建物ですが、最寄駅の機能が3駅先の鵜方駅に移ってしまった現在は改札口に行くエスカレーターも封鎖され、寂れて閑散とした雰囲気でした。


志摩磯部駅から歩いて10分ほどで、今回最大の目的としていた場所に到着。画面外の鳥居の横に手水場がありましたが、使用不可でした。立て札にも注意事項しか書いてなく、境内の外からでは神社名もわからないので参拝に訪れる人もかなり少ないようです。


手水が使えないので、未開封で持っていたミネラルウォーターのペットボトルを開けて手を清めました。36段の階段を上ると境内です。


境内に入って左側に本殿があり、佐美長神社という神社名が書かれた立て札がありました。近くにある内宮の別宮・伊雑宮所管の神社で、御祭神は五穀豊穣の神・大歳神様です。早速参拝をしました。


一番奥には四つの小さい祠が並んでました。

この祠も伊雑宮所管で、四つ全ての祠が一纏めで

佐美長御前神社というそうです。御祭神は諸説あるみたいですが、正確なことは不明です。もちろん四つ全ての祠にお参りさせていただきました。


本殿の隣には綱で結界が張られた空き地があり、その中に岩が一つあります。この岩は大昔、伊雑宮に天照大神の御神体とともに祀られていた瀬織津姫様の御神体だそうで、詳細は不明ですがいつしか伊雑宮は天照大神単独をお祀りする場所となり、この瀬織津姫様の御神体は佐美長神社に移転したとのことです。御神体なのに祠も無く雨ざらしのままというのが意外でしたが、この岩からは超強力な神様の気が放出されていて境内全体に張り詰めた空気が漂っているのが霊感ゼロの僕でもはっきりとわかりましたので、御神体の岩に向いて御参りさせていただきました。


佐美長神社は常時無人で社務所も無いため御朱印もありませんが、とある方の動画でここを見た時に何か潜在意識にくるものがあったので、たぶん参拝に来るよう呼んで頂いたのでは、と思っています。


佐美長神社の御参りを済ませ、次に少し北側にある磯部神社へ参拝しました。境内に人がいたので入口の写真しか撮ってませんが、本殿には四十九柱もの御祭神が祀られているそうです。


磯部神社は社務所があって御朱印を頂きました。


この後志摩磯部駅に戻り、鳥羽まで移動。1時間に一本しかない普通電車は2両編成のワンマン運転。4両や6両の電車が1時間に何本もある京都線と、ローカル色が濃い志摩線では同じ近鉄でも利用者数の大きな差を実感します。

鳥羽からはバスで二見浦を目指します。

②へつづく