今日は別格3番札所・慈眼寺に参拝します。


朝8時30分、連泊するので大荷物は宿に置いて、参拝に必要なものと宿で作ってもらった昼食のおにぎりとお茶だけ持って出発。相変わらず雨が降り続いてるので、白衣の上にポンチョ着てます。




しばらく歩いて遍路道へ。草ぼうぼう&蜘蛛の巣だらけ、藪漕ぎ同然な所もあり、雨で滑りやすいこともあって非常に歩きにくく、片側が急峻な崖で落ちれば即あの世行き、な危険な箇所もあったので、いつも以上に慎重に足下を確認しながらゆっくり登りました。


一旦舗装路に出て、しばらく行くとまた遍路道に入ります。




急な登りの遍路道を登って行くと休憩所があったので一息つきます。





さらに遍路道を登り、また舗装路に出て1.3kmほど歩くと慈眼寺に到着。ここは大師堂や納経所のある場所から、さらに500mほど山を登った先に本堂があるので、まずは本堂を目指します。


本堂への道は心臓破りの急坂。あまりに急なので手すりに頼りながら登ります。


途中でこんな風景も。見てるとここはつくづく山奥の修行の場だなぁと実感します。


登ること20分あまり、やっと本堂に到着。

御本尊は十一面観世音菩薩様です。納札と賽銭を箱に入れ、蝋燭とお線香3本をあげてお経を唱えて納経します。


本堂脇には穴禅定と呼ばれる修行の洞窟があり、下の寺務所で入る申し込みが出来ますが、悪天候のため今日は受付無しでした。




本堂から下りてきて大師堂で納経を済ませ、

納経帳に納経印を押して貰い、御影札と数珠玉を授与して頂きました。帰る間際、納経所の女性執事さんがお接待だと言ってお菓子をくれたので、

お礼に納札を一枚書いてお渡ししました。

この後、山を下って弘法さんが滝行をした灌頂ヶ滝へ向かいます。