祈りが世界を変える

昨日、大阪市中央公会堂で開催された「ビジネス文化研究会」の昼食会に参加させていただきました。
たくさんの素晴らしいご縁をいただきました。
主催者のみなさま、そしてご参加のみなさま、たいへんありがとうございました。

参加者の一人として、映画監督・俳優・声優でいらっしゃる、白鳥 哲さんがお見えになっていました。
約30分ほどの、スピーチをしてくださいました。
素晴らしい内容でした。

白鳥監督は、数年前、現代医療では治療不可能な脳腫瘍を発症されました。
耳鳴り、食べれない、声が出ない、激しい頭痛、舌が動かない等、たいへんな苦しみを味あわれました。
そのような絶望的状況の中、何を考え、何を実践したか。
いかにして、現代医療での治療を一切加えず、脳腫瘍を消滅させたか。
さらに、その経験をもとに、どのように、ご自身の仕事に取り組んでおられるか。

魂を振り絞るかのようなそのスピーチに、心から感動いたしました。
おそらく、会場におられた全員が、同じ気持ちではなかったかと思います。

最大のメッセージは、

祈りが世界を変える。

さまざまな解決しがたい問題が露呈している現在、人類は変わらねばならない。
その際に、最大のキーワードとなるのが、これではないでしょうか。

以下、白鳥監督のウェブサイトから引用をさせていただきました。
（映画「祈り　～サムシンググレートとの対話～」の紹介文です）

祈りは長い間、宗教の世界の事と考えられてきた。しかし、今、「祈り」の研究がアメリカをはじめ先進諸国で盛んにされている。ハーバード大学のハーバー ド・ベンソン教授は「祈り」が呼吸数、心拍数、二酸化炭素排出量、酸素消費量の抑制を確かめ、ガンや糖尿病、不妊症など病気に効果的に働くことが確かめら れているのだ。この「祈り」が人間にどう影響するのか？「サムシンググレート」提唱者、筑波大学名誉教授村上和雄氏が語っていく。人間の根源に問いかける そんな映画がこの作品である。

交流会では、白鳥監督にご挨拶とお礼を申し上げ、名刺交換をしました。
白鳥監督は、たくさんの方を相手にされていたにもかかわらず、一人一人に丁寧に、真摯に向き合い、心を尽くして対話をされていました。
そのお人柄やお姿にも、大きな感銘を受けました。

祈りが世界を変える。

私自身の今後の取り組みにおける、重要なキーワードとなりました。

素晴らしい出逢いをいただけたことに、心から感謝をする次第です。
ありがとうございました。

＜参考＞
白鳥 哲監督　公式ウェブサイト
http://tetsushiratori.web.infoseek.co.jp/index.html