一人ひとりの生き方が問われる時代に | 「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~

一人ひとりの生き方が問われる時代に

みなさん、こんにちは。
無痛整体師、武道家の西田です。

この1月、いろんなことがあり、なかなかブログを書けずにいました。
いや、忙しかったのではありません。
何を書いても、うまくまとまらなかったのです。
どうお伝えすればよいのか、ずっと考えてきました。

そのような中、いま、いちばん感じていること。
それは、

世界が大きく変わろうとしている

ということです。

では、どう変わるか。
それは、以下のいずれかしかない。
私は、そう感じています。

特定の者が支配する、暗黒地獄の社会、そして人類の破滅へ
すべてが共存共栄する、自然と調和した、創造的で平和な社会へ

そのどちらになるのか。
それは、私たち一人ひとりの選択にかかっています。

選択とは、単にこちらがいいと主張することではありません。
具体的に実践行動すること、それが選択です。

現代は、唯物主値、拝金主義、利己主義、享楽主義にまみれています。
特に日本は、それが顕著です。
私たちは、知らず知らずのうちに、何者かに強力に洗脳され、依存し、束縛され、不自由で、息苦しい生活を送っています。
そして、それを当たり前のことと甘受しています。

しかし、昨年あたりから、そこから目覚める人が増えてきました。
勇気をもって、実践行動する人たちが、目立ってきたのです。

その多くは、一般人であり、社会的には無名です。
しかし、その人たちは、社会通念や常識に縛られず、私利私欲にとらわれず、いま自分が何をすべきかを真剣に考え、実践行動をしています。
自らの天命を知り、それに従おうとしている。
私には、そう見えます。
もちろん私も、そうあろうとしています。

いまの文明の延長線上には、未来はない。
環境破壊、食糧危機、核戦争など、暗澹たる結末が待っている。
それは、多くの人が薄々感じていることでしょう。
その通り、このままでは確実に暗黒、地獄、そして破滅に向かいます。

救世主など、現れません。
そんなもの、この世には存在しません。
では、人類は滅びるしかないのか。

いいえ、違います。

では、誰が危機を回避するのか。
希望あふれる未来を切り拓くのは、誰なのか。
それは、前述の通り、一人ひとりです。

一人ひとりが選択すること、つまり実践行動すること。

それしか、道はありません。

例えば、原発反対を唱える人は、多いことでしょう。
デモに参加する人も、いらっしゃいます。
しかし、反対斉唱も、デモへの参加も、真の実践行動ではない。
毎日をどう過ごすか、それが真の実践行動です。

家庭での電気節約も、大切です。
しかし、問題の核心は、そこにはないと私は思います。

個人や社会の幸福ではなく、企業の利益追求が最優先される社会。
それが、問題の根源ではないでしょうか。
私は、そう考えています。

多くの企業は、大量消費を前提とし、大量生産を続けています。
その活動が大量の電力や資源を消費し、環境破壊につながっていることは、誰も異を唱えることはないでしょう。
つまり企業に勤務するということは、その企業の方針を是とすることです。
場合によっては、環境破壊に加担をしているということです。
生活のためと言い訳をしても、事実は事実です。

一人ひとりが、生き方、働き方を考え、選択する時代。

今は、いよいよそのくらい危機的状況だと私は思います。

住宅ローン支払いだの、老後の生活だの言ってる場合ではないのです。
社会が、病人や廃人であふれかえる。
地上から、食べるものがなくなる、飲む水がなくなる。
つまり、今や地球は、人が住めない世界になりつつあるのです。

まずは、事実と真理を知ること。
その上で、自分が何をすべきかを考えること。
そして自覚と責任をもって選択、つまり実践行動をすること。
人類を破滅から救う道は、そこにしかないと私は思います。

マスコミは、絶対に盲信しないこと。
情報は、自分で集めてください。
今なら、まだ大丈夫です。
ネットは玉石混交ですが、真実を知る人がたくさんいます。

今の状況は、数十年前から、特定の人たちが警告をしていました。
私の師匠も、その一人でした。
師匠は自分の師匠から、その師匠はそのまた師匠から、やがて訪れる人類の危機と、いかにそれを回避するかを説かれて参りました。
そして、命懸けの実践行動を重ねてこられました。

<参考>
舟を岸につなげなさい

しかし、そうは申しても、大部分の人は信じません。
下手をすると、頭のおかしい虚言者というレッテルを貼られます。
もしくは、宗教かと怪訝な目で見られるのがオチです。
そして、みなさん、物質文明に没頭します。
すべての価値をお金ではかり、お金儲けに奔走します。
自分たちがどこへ向かうか、知ろうともせずに・・・

二週間前の1月15日、師匠の墓参りに行って参りました。
師匠の御遺志を引き継ぎ、これまで以上に、誠心誠意の歩みを続ける。
自分の決意と覚悟を、報告いたしました。
それでいい、そのまま進めと、師匠は告げてくださいました。
また、志を同じくする仲間との絆も深めて参りました。

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~-幸友会の先生方とともに

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~-村松先生の墓参り

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~-村松先生と仲間とともに

もう一度言います。
暗黒の地獄にするのか、希望あふれる天国にするのか。
それは、私たち、一人ひとりにかかっています。
誰かがやってくれるのでは、ありません。
自分がやらねばならないのです。
それしか、道はないのです。

闇を選択するのか、光を選択するのか。
それは、自分自身です。

整体は、人間の根幹に関わる仕事です。
痛みを取る、症状を治癒に導く。
それは、一プロセス、表層に過ぎません。

自然と調和すること。
命の営みを整えること。
生き方を整えること。


それをお伝えすることこそ、真の整体師の仕事と考えています。

一灯照隅、万灯照国。

その精神で、これからいっそう自分の技と心と生き方を磨くべく精進し、誠心誠意の歩みを続けて参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。