修了証書を渡す時・・・石川県、宮崎 護先生へ
みなさん、こんにちは。
無痛整体師、武道家の西田です。
この写真、私は何をしているのでしょうか?
泣いている?
いえ、違います、汗を拭いているのです。
・・・嘘です。
涙を拭いているのです。
昨日は、石川県の宮崎 護先生 が、一年間の総合講座を修了されました。
上の写真は、その修了式のもようです。
失礼を承知で申し上げると、私にとって門下生は我が子と同じです。
本当に愛しく、大切な存在です。
考えてみれば、親子も、師弟も、関係は同じだと思います。
少しだけ、自分が先を歩いているに過ぎない。
拙いながら、その経験を活かし、自分の生き様を見せ、学ばせる。
寄り添い、見守り、励まし、時に叱り、喜ぶ。
そうやって、学び合い、教え合い、互いに成長していく。
一年間という短い期間ですが、私たちはそんな時間を過ごします。
そして一年間の修行を終え、彼らを送り出す時・・・
ご縁をいただけた、感謝の気持ち。
本当によく頑張られたなという、労いの気持ち。
一年間、共に学んだ日々を、懐かしく思う気持ち。
世間の荒波へ送り出す、心配な気持ち・・・
さまざまな気持ちが錯綜し、それが涙となって吹き出します。
情けないのですが、これは止めることができません。
さて、宮崎先生とは、二年近くのお付き合いになります。
きっかけは、私が執筆した「整体師・はじめの一歩」という教材 です。
2010年、初冬の頃でした。
宮崎先生は、それをお読みになり、深く共感くださいました。
すぐに、電話相談を申し込んで来られました。
その時に、現職を辞し、整体師になることを決意されたそうです。
翌年、2011年の1月。
亡き師匠の墓参りをした時に、私はある決意をいたしました。
師匠のご遺志を、より明確に受け継ぐということです。
それは、
この道を志す人を、全身全霊で応援する
ことです。
その具現化として、一年間の総合講座を企画しました。
そして、4月から開講することを、ブログやメルマガで発表しました。
責任をもって指導する、私なりの決意と覚悟の表明です。
発表直後に、申し込んで来られた方が、二人いらっしゃいました。
その一人が、宮崎先生でした。
50歳半ばでの転職。
それも、未知の業界、未経験の仕事です。
さぞかし不安だったでしょう。
しかし、覚悟を決めて、決意をされた。
しかも、指導者として、ほとんど実績もない私を選んでくださった・・・
本当に嬉しく、そして身が引き締まる思いでした。
ただし、宮崎先生が受講を開始できるのは、10月からとのことでした。
お仕事の都合で、休みが取れないからです。
それまでの10ヶ月間も、宮崎先生は無駄にはされませんでした。
二度来阪し、私の個人指導を受けられました。
その時にお伝えしたことを、素直に実行されてきました。
これが、後に大きな実となってきます。
そして10月、いよいよ受講を開始されました。
最初の頃は、自信を喪失されたこともありました。
私から、厳しい言葉を投げかけたことも、何度かありました。
いろいろ、葛藤や苦悩があったことと思います。
それでも、歯を食いしばって、頑張って、前進されて来ました。
私共の講座は、生業としての整体法を指導しております。
技術やノウハウの勉強会では、ありません。
真に人さまのお役に立ち、社会に貢献する。
その結果として、正当な対価を得る。
自信と誇りをもって、整体師として、堂々と生きる。
それも、単なる整体師ではない。
真理を追究し、誠心誠意の生活実践を重ねる、社会の光となる・・・
そんな人財を育成することを、目指しています。
まったくの素人でも、一年後にはそうなれるよう、ご指導申し上げます。
そのための、特別なプログラムを用意しています。
これに従えば、絶対に成幸できるノウハウを、私はもっています。
宮崎先生は、それに忠実に、実践と行動を重ねてこられました。
そして、期待以上の結果を出してくださいました。
学び始めて半年後、本年4月には、整体院を開業されました。
結果を出し、人さまに喜ばれ、着実に経営を伸ばして来られました。
自ら目標を課し、それをクリアし続けてこられました。
そして、迎えた修了月。
修了にあたって、宮崎先生は、次のようにおっしゃってくださいました。
「ご職業は何ですか?」とたずねられ、「整体師です」と応えるときの、“誇り”を西田先生から学ばせていただけたことが、最も大きな収穫でした。
この言葉を聞いた時、私は本当に嬉しく思いました。
私の講座にかける想いが伝わった、それを実感したからです。
修了、本当におめでとうございます。
一年間、いや二年間と申しましょうか。
本当に、よく頑張られました。
未知の業界、未経験の仕事。
つらいこと、たいへんなことも多かったことでしょう。
時に、私も、ずいぶん厳しいことも申しました。
でも、持ち前の素直さと、行動力で乗り越えてこられました。
修了は、始まりでもあります。
これからが、いよいよ本番です。
もっともっと、たいへんなことが起こるでしょう。
難しい症状、複雑な症状の方が、たくさん来られます。
悩むこと、苦しむことも増えます。
治癒に導けず、心が折れそうになることもあるでしょう。
経営上、もうダメだと思うことも、あるかもしれません。
それは、私も同じです。
でも、どんなことがあっても、もう大丈夫です。
必ず、乗り越えられます。
どうか、揺るがぬ自信を持って、邁進してください。
私たちは、業界最高峰の整体技術を伝授されています。
自然という、最大の味方がついています。
一年間の修行で、それを自分のものとされたことと思います。
だからこそ、修了証書をお渡しいたしました。
これからも、ずっと仲間です。
ただし、お互いに、自立した一整体師という関係です。
学び合い、教え合い、お互いの成長を助け合う。
そんな関係でいましょう。
これからも、どうかよろしくお願い申し上げます。
最後に。
私のような未熟者を指導者として選び、ついてきてくださったこと。
私の決意に対する、宮崎先生の、真っ先の挙手。
それが、私の運命を大きく変えてくださったように思います。
心より感謝いたしております。
本当にありがとうございました。
2012年9月30日
西田 聡 拝
仕事を変えるのは、人生を変えるに等しいことです。
ご家族や、職場や、周囲の人たちにも、多大なる影響を与えます。
実際に、みなさんは人生を賭けて学ばれるのです。
それに、指導者として関わらせていただくこと。
そこには、非常に大きな責任が伴います。
未熟な自分に、そんなことができるのか。
私も、最初はとても不安でした。
駆け出しのお前がやるべきでないというご批判も、多々あります。
でも、やらずにおれないのです。
一般の整体学校を卒業しても、稼げない人がたくさんいるからです。
最後まで面倒をみてもらえず、見放される人たちもいます。
夢破れて、この道をあきらめる人も、大勢います。
せっかく素晴らしい仕事にご縁があったのに、本当にもったいない。
それに、あなたが整体師になることを心待ちにしている人が大勢います。
病院へ通っても治らず、不安な毎日を送っている人。
心と身体の痛みで、生きることさえ、つらいと感じている人。
いま、そんな人が本当に多いのです。
決して依存はさせてはなりませんが、ぜひ支えになっていただきたい。
希望の光となっていただきたい。
相変わらず、無責任な整体学校が野放しになっています。
生徒を金蔓としか考えていないところが、大半です。
だから、やらずにおれないのです。
整体師という素晴らしい生き方を、ぜひ学んで欲しい。
整体という素晴らしい技術と思想と生活実践を、広めて欲しい。
世のため、人のために尽くして欲しい。
それが、最高の幸せな道であることを、知って欲しい。
そのような想いで、整体法講座を運営しております。
おかげさまで、巣立ち、独立し、生業として営む者たちが増えています。
みな、自信と誇りをもって、幸せに、この仕事に取り組んでいます。
冒頭に述べた通り、私は少しだけ、先を歩いているに過ぎません。
門下生のみなさんが、私を育ててくださっているのです。
そういう意味で、すべての門下生たちに、心から感謝をしております。
いつも、ありがとうございます。
それにしても、出逢いは、必要、必然です。
ますます強く、それを感じる次第です。
これからも、新たな出逢いを心待ちにしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
● 宮崎先生の整体院「無痛整体 らくらく堂」(石川県白山市)
● その他、門下生たちの整体院一覧
無痛整体師、武道家の西田です。

この写真、私は何をしているのでしょうか?
泣いている?
いえ、違います、汗を拭いているのです。
・・・嘘です。
涙を拭いているのです。
昨日は、石川県の宮崎 護先生 が、一年間の総合講座を修了されました。
上の写真は、その修了式のもようです。
失礼を承知で申し上げると、私にとって門下生は我が子と同じです。
本当に愛しく、大切な存在です。
考えてみれば、親子も、師弟も、関係は同じだと思います。
少しだけ、自分が先を歩いているに過ぎない。
拙いながら、その経験を活かし、自分の生き様を見せ、学ばせる。
寄り添い、見守り、励まし、時に叱り、喜ぶ。
そうやって、学び合い、教え合い、互いに成長していく。
一年間という短い期間ですが、私たちはそんな時間を過ごします。
そして一年間の修行を終え、彼らを送り出す時・・・
ご縁をいただけた、感謝の気持ち。
本当によく頑張られたなという、労いの気持ち。
一年間、共に学んだ日々を、懐かしく思う気持ち。
世間の荒波へ送り出す、心配な気持ち・・・
さまざまな気持ちが錯綜し、それが涙となって吹き出します。
情けないのですが、これは止めることができません。
さて、宮崎先生とは、二年近くのお付き合いになります。
きっかけは、私が執筆した「整体師・はじめの一歩」という教材 です。
2010年、初冬の頃でした。
宮崎先生は、それをお読みになり、深く共感くださいました。
すぐに、電話相談を申し込んで来られました。
その時に、現職を辞し、整体師になることを決意されたそうです。
翌年、2011年の1月。
亡き師匠の墓参りをした時に、私はある決意をいたしました。
師匠のご遺志を、より明確に受け継ぐということです。
それは、
この道を志す人を、全身全霊で応援する
ことです。
その具現化として、一年間の総合講座を企画しました。
そして、4月から開講することを、ブログやメルマガで発表しました。
責任をもって指導する、私なりの決意と覚悟の表明です。
発表直後に、申し込んで来られた方が、二人いらっしゃいました。
その一人が、宮崎先生でした。
50歳半ばでの転職。
それも、未知の業界、未経験の仕事です。
さぞかし不安だったでしょう。
しかし、覚悟を決めて、決意をされた。
しかも、指導者として、ほとんど実績もない私を選んでくださった・・・
本当に嬉しく、そして身が引き締まる思いでした。
ただし、宮崎先生が受講を開始できるのは、10月からとのことでした。
お仕事の都合で、休みが取れないからです。
それまでの10ヶ月間も、宮崎先生は無駄にはされませんでした。
二度来阪し、私の個人指導を受けられました。
その時にお伝えしたことを、素直に実行されてきました。
これが、後に大きな実となってきます。
そして10月、いよいよ受講を開始されました。
最初の頃は、自信を喪失されたこともありました。
私から、厳しい言葉を投げかけたことも、何度かありました。
いろいろ、葛藤や苦悩があったことと思います。
それでも、歯を食いしばって、頑張って、前進されて来ました。
私共の講座は、生業としての整体法を指導しております。
技術やノウハウの勉強会では、ありません。
真に人さまのお役に立ち、社会に貢献する。
その結果として、正当な対価を得る。
自信と誇りをもって、整体師として、堂々と生きる。
それも、単なる整体師ではない。
真理を追究し、誠心誠意の生活実践を重ねる、社会の光となる・・・
そんな人財を育成することを、目指しています。
まったくの素人でも、一年後にはそうなれるよう、ご指導申し上げます。
そのための、特別なプログラムを用意しています。
これに従えば、絶対に成幸できるノウハウを、私はもっています。
宮崎先生は、それに忠実に、実践と行動を重ねてこられました。
そして、期待以上の結果を出してくださいました。
学び始めて半年後、本年4月には、整体院を開業されました。
結果を出し、人さまに喜ばれ、着実に経営を伸ばして来られました。
自ら目標を課し、それをクリアし続けてこられました。
そして、迎えた修了月。
修了にあたって、宮崎先生は、次のようにおっしゃってくださいました。
「ご職業は何ですか?」とたずねられ、「整体師です」と応えるときの、“誇り”を西田先生から学ばせていただけたことが、最も大きな収穫でした。
私の講座にかける想いが伝わった、それを実感したからです。

修了、本当におめでとうございます。
一年間、いや二年間と申しましょうか。
本当に、よく頑張られました。
未知の業界、未経験の仕事。
つらいこと、たいへんなことも多かったことでしょう。
時に、私も、ずいぶん厳しいことも申しました。
でも、持ち前の素直さと、行動力で乗り越えてこられました。
修了は、始まりでもあります。
これからが、いよいよ本番です。
もっともっと、たいへんなことが起こるでしょう。
難しい症状、複雑な症状の方が、たくさん来られます。
悩むこと、苦しむことも増えます。
治癒に導けず、心が折れそうになることもあるでしょう。
経営上、もうダメだと思うことも、あるかもしれません。
それは、私も同じです。
でも、どんなことがあっても、もう大丈夫です。
必ず、乗り越えられます。
どうか、揺るがぬ自信を持って、邁進してください。
私たちは、業界最高峰の整体技術を伝授されています。
自然という、最大の味方がついています。
一年間の修行で、それを自分のものとされたことと思います。
だからこそ、修了証書をお渡しいたしました。
これからも、ずっと仲間です。
ただし、お互いに、自立した一整体師という関係です。
学び合い、教え合い、お互いの成長を助け合う。
そんな関係でいましょう。
これからも、どうかよろしくお願い申し上げます。
最後に。
私のような未熟者を指導者として選び、ついてきてくださったこと。
私の決意に対する、宮崎先生の、真っ先の挙手。
それが、私の運命を大きく変えてくださったように思います。
心より感謝いたしております。
本当にありがとうございました。
2012年9月30日
西田 聡 拝
仕事を変えるのは、人生を変えるに等しいことです。
ご家族や、職場や、周囲の人たちにも、多大なる影響を与えます。
実際に、みなさんは人生を賭けて学ばれるのです。
それに、指導者として関わらせていただくこと。
そこには、非常に大きな責任が伴います。
未熟な自分に、そんなことができるのか。
私も、最初はとても不安でした。
駆け出しのお前がやるべきでないというご批判も、多々あります。
でも、やらずにおれないのです。
一般の整体学校を卒業しても、稼げない人がたくさんいるからです。
最後まで面倒をみてもらえず、見放される人たちもいます。
夢破れて、この道をあきらめる人も、大勢います。
せっかく素晴らしい仕事にご縁があったのに、本当にもったいない。
それに、あなたが整体師になることを心待ちにしている人が大勢います。
病院へ通っても治らず、不安な毎日を送っている人。
心と身体の痛みで、生きることさえ、つらいと感じている人。
いま、そんな人が本当に多いのです。
決して依存はさせてはなりませんが、ぜひ支えになっていただきたい。
希望の光となっていただきたい。
相変わらず、無責任な整体学校が野放しになっています。
生徒を金蔓としか考えていないところが、大半です。
だから、やらずにおれないのです。
整体師という素晴らしい生き方を、ぜひ学んで欲しい。
整体という素晴らしい技術と思想と生活実践を、広めて欲しい。
世のため、人のために尽くして欲しい。
それが、最高の幸せな道であることを、知って欲しい。
そのような想いで、整体法講座を運営しております。
おかげさまで、巣立ち、独立し、生業として営む者たちが増えています。
みな、自信と誇りをもって、幸せに、この仕事に取り組んでいます。
冒頭に述べた通り、私は少しだけ、先を歩いているに過ぎません。
門下生のみなさんが、私を育ててくださっているのです。
そういう意味で、すべての門下生たちに、心から感謝をしております。
いつも、ありがとうございます。
それにしても、出逢いは、必要、必然です。
ますます強く、それを感じる次第です。
これからも、新たな出逢いを心待ちにしております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
● 宮崎先生の整体院「無痛整体 らくらく堂」(石川県白山市)
● その他、門下生たちの整体院一覧