心身楽々堂、床上浸水に遭う(3) | 「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~

心身楽々堂、床上浸水に遭う(3)

みなさん、こんにちは。
無痛整体師、武道家の西田です。

心身楽々堂、床上浸水に遭う(2) からの続きです。
(※現在は復旧し、通常営業をしております)

翌15日、お天気はまずまず。
感謝です。
施術台をすべて、外で干し、乾燥させることにしました。

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~

このように、前の歩道の隅に並べました。
少し迷惑ですが、非常時ゆえ、お許しをいだたきたいと思います。

施術台を干している間に、床掃除をしました。
水に「ヤングシーブス」という除菌効果のある精油を混ぜ、それを使って、床を水拭きしました。

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~

そして、雑巾に汚れがつかなくなるまで、何度も乾拭きしました。
おかげで、床面は、本当にきれいになりました。

午後3時頃には、施術台がほぼ乾燥しました。
室内に取り込み、設置を始めました。
散乱していたものを収納したり、廃棄しました。
そして、午後8時頃には、ほぼ元通りに復旧ができました。
その時の様子が、これです。

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~

床上浸水という、思いもしなかった突然の自然災害。
最初は、どうなることかと思いました。

しかし、ものごとは、すべて必要必然。
すべて、自分が、招き寄せているのです。

この8月で、心身楽々堂は開業5年目に入りました。
おかげさまで、たくさんの方にご愛顧いただけるようになりました。
数多くの実績を積み、整体師としての自信も出来てきました。

それゆえ、慢心があったのでしょう。
それを神さまが、厳しく、教え、諭してくださった。
そう感じています。

また、ものごとには、本来、善悪はない。
ただ、事実があるだけ。
大切なのは、どう捉え、どう対処するかである。

それを、改めて確認する機会でもありました。
ゆえに、災害を嘆いたり、愚痴を言うことはありませんでした。
むしろ、ありがたい機会と捉えました。

この機に、大掃除をしよう。
被災前よりも、整体院を美しく、快適にしよう。
お客さまに、より大きな安らぎと癒しが提供できる場にしよう。
そういう想いで、おりました。

不要だけど、捨てられない。
そのようにして溜め込んだ大量のものを、捨てました。
捨てざるを得なかったからです。

そうやって、できるひとをひとつ、ひとつ、丁寧にやりました。
そうしたら、二日で復旧作業が完了しました。
結果的に、毎年末の大掃除以上の掃除ができました。

おかげで、整体院は、生まれ変わったように、キレイになりました。
場の気も、高くなったように思います。

二日間の臨時休業で、多くのお客さまにご迷惑をおかけしました。
整体院の売り上げとしても、大きな損失です。
しかし、それを補って、余りあるほどのことが得られた。
たいへん身勝手かも知れませんが、私は、そう感じております。

しかし、私一人では、できませんでした。
Facebookを通じて、たくさんの方が応援や励ましをくださいました。
わざわざ足を運んでくださった方も、何名もおられます。
差し入れをしてくださった方も、いらっしゃいました。
みなさまの温かい真心が、本当に大きな力となりました。
ありがとうございました。

そして、終始、私を励まし、支えてくれた、スタッフの亜紀先生。
私以上に、懸命に、復旧作業に取り組んでくれました。
また、私の気付かないアドバイスや、細かな心配りをしてくれました。
心から、感謝をしております。

奇しくも、この日は終戦記念日でした。

自分の家族や故郷を守るため。
日本の平和を守るため。
アジア諸国の尊厳を守るため。
世界の平和を願って。

私たちのご先祖さまたちは、命をかけて戦いました。
そして、破れました。
しかし、戦後の焼け野原から、猛スピードで復興を果たしました。

私たちは、そのおかげで現在の暮らしを享受できています。
また、私たちは、ご先祖さまの血統とDNAを受け継いでいるのです。
それを断じて忘れてはならないと、改めて強く感じました。

いま、日本は非常に難しい状況にあります。
国家の衰退は目に見えていますし、滅亡の危機さえあります。
このままでは、ご先祖さまたちに、あまりに申し訳ないことになります。
自分の子孫たちにも、つらい思いをさせてしまうことでしょう。

いま、この時期に、一人ひとりが何を考え、何をするか。
それが、非常に重要だと私は思います。

私は「整体で日本を変える」という志をもっています。
本気で、それをやるのか。
命懸けでやるのか。
それを神さまに問われ続けているのだと思います。

今回の被災は、序の口です。
これからも、たくさんの試練が待ち受けていることでしょう。

でも、私は闘う。
過剰な医療化と闘う。
唯物主義、利己主義、拝金主義、享楽主義と闘う。
負けそうになる自分と闘う。

真の健康と、幸せのために。
すべての人が、その人らしく、自立して、自由に生きるために。
平和で、創造的で、真に豊かな社会実現のために。

この小さな整体院が、大きな波紋の小さな一滴であれますように。

「整体師」という生き方 ~あなたがあなたであるために、心と身体にやさしさ、ぬくもり、安らぎを~

最後までお読みいただき、ありがとうございました。