頭痛薬に依存しないで！

みなさん、こんにちは。
無痛整体師、武道家の西田です。

頭痛でお悩みの方は、多いと思います。

頭痛は、本当につらいものです。
ひどい場合は、仕事も、家事も、まったく手につきません。
吐き気やめまいを伴うこともあります。



最近は、よく効く頭痛薬が、市販されています。
誰もが、簡単に手に入れることができます。

最初は、本当につらい時だけ、使っていた。
しかし、服用の回数が増え、そのうち効かなくなってきた。
さらに強い薬を、探し求め、服用する。
そのうち、頭痛薬が手放せなくなった・・・そんな方も多いのではないでしょうか。

薬の服用は、火災報知機のスイッチを切るのと同様です。
痛みは治まるかも知れません。
しかし、原因を絶っているわけではないのです。
火の元は、燃えたままなのです。
だから、また火災報知機のベルが鳴るように、痛みが発生します。

頭痛薬への依存や常用は、二つの意味で危険です。
ひとつは、痛みをごまかすため、原因が解決されないまま放置され、どんどん悪化していくことです。
もうひとつは、薬の副作用で、別の症状を招くことです。

ひどい頭痛があるのなら、まずは医師に相談してください。
場合によっては、精密検査も必要でしょう。
そして、医師の所見をよく聴いてください。
もし薬を処方されるのなら、その理由と、メリットとデメリット、完治の見込みなどを詳しく聴いてください。

検査の結果、どこにも異常がないなら、ぜひお問合せください。
首、肩、腕、顔面、頭等の筋肉の異常緊張。
多くの場合、それが頭痛の原因です。
また、その緊張を引き起こしているさまざまな事象があります。
いずれにせよ、この緊張が解ければ、多くの頭痛は根本解消されます。

薬は、たいへん便利で、必要なものです。
しかし、その使い方を誤ると、とんでもないことになります。
過度な依存は、避けていただきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。