旅立ちは、始まり・・・二人の門下生に、修了証を手渡しました | 「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~

旅立ちは、始まり・・・二人の門下生に、修了証を手渡しました

みなさん、おはようございます。
無痛整体師、武道家の西田です。

「事理一致」

武道の世界で、よく言われることです。

「事」とは、行動、仕事、動作などをさします。
「理」とは、心、理合い、真理などをさします。

この二者を一致させること。
それを目指すことが、武道修行の眼目です。
実は、整体も、同じです。

手技が、理合いに則っているか。
言葉や行動に、心がこもっているか。
信念と生き方が、真理に基づき、一致しているか。

この道を志す方には、ぜひ「事理一致」を目指していただきたい。
技やノウハウを学ぶだけにとどまらず、自身の心と生き方を磨き、育んでいただきたい。
そういう想いで、整体法講座 を開講しております。

4月29日、二人の門下生に「総合講座」の修了証を手渡しました。

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二人とも、前述の「事理一致」の大切さを十分に理解された。
喜びと勇気と希望をもって、この道を歩む覚悟を決められた。

それが伝わったからこそ、修了証を手渡しました。

いつも申し上げている通り、痛みや不調を治癒させることだけが、整体師の仕事ではありません。
それができる整体師さんは、世にたくさんおられます。
なので、これから学ぶ方は、それを超える必要があります。

痛みや不調を治癒させる。
それは、確かに必要なことですが、あくまでも「ニーズ」であり、生きる上での一プロセスに過ぎません。
私たちは、その先にある真の「ウォンツ」を見つめねばなりません。

「心の時代」

そう言われつつ、10年以上が経過します。
にも関わらず、日本の年間の自殺者は、三万人を超え続けています。
実際には、その2~3倍の数ではないかとも言われています。
いずれにせよ、これは、どう考えても異常事態です。

いかに生きるべきか。
人生とは何か。
どうやったら幸せになれるのか。


これを希求する人が、本当に多いのだと思います。
物質的に豊かになっても、心が貧しい人が、増えていると感じます。

人間は、自然の一部です。
宇宙の理の支配を受けています。
これは、時代が変わろうが、変わることのない真理です。
ゆえに、心と身体と魂を、自然と調和させること。
それこそが、いま、真に必要なことであると私は考えております。

私たちの整体法は、自然こそいちばん大切と考えています。
自然に学び、自然に還り、自然と調和する。
そのために、日夜研究を重ね、進化を遂げています。
真に「心の時代」を迎えるにあたり、十分な答えをもっています。

「整体とは、生き方を整えることに他ならない」

二名の修了生は、一年間かけて、それを学びました。
もう、一人前の整体師です。
私とも、対等です。

しかし、旅立ちは、始まりです。
今後の大いなるご活躍を、心より祈念いたしております。

一年間、ありがとうございました。