【症例】逆流性食道炎 / 40代、女性、主婦・会社員 | 「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~

【症例】逆流性食道炎 / 40代、女性、主婦・会社員

みなさん、こんばんは!
無痛整体師、武道家の西田です!

少しずつ、整体院の症例をご紹介しております。
本日は、「逆流性食道炎」を取り上げます。

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内臓の疾患でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
この女性のように、何年も病院へ通う方も、少なくないようです。
内臓疾患と整体・・・一般的には、関係がなさそうに思われます。
本症例が、少しでも参考になれば、幸いです。

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■ 逆流性食道炎 / 40代、女性、主婦・会社員
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<どのような症状か>
7~8年前から、胃の不調に悩まされている。
病院では「逆流性食道炎」と診断された。
当時は、よくなったり悪くなったりを繰り返していたが、3年前の出産を機に、ひどくなった。
病院へ通い、薬も服用しているが、回復しない。
常に、口の中に変な味を感じる(酸っぱい感じ)。
胸に、ジリジリとするような痛み。
背中や肩のこりもある。

<見立てと施術>
今まで、肩や背中のこりを、マッサージで解消していたとのこと。
その繰り返しが、肩や背中の強い緊張につながり、内臓に影響していると推測。
肩や背中、腕を中心に、全身を緩める。

<指導と経過>
薬の服用について、私見を述べ、判断は本人に任せる。
また、姿勢の悪さが内臓に負荷をかけるため、座位や立位の姿勢を指導。
初回施術後、数日は好調だったが、また不調に戻る。
その後、週1回のペースで施術。
薬の服用は、すべて中止したとのこと。
回数を重ねるごとに、一進一退はあるものの、症状が緩和に向かう。
8回目を受ける頃には、ほとんどの症状が消滅した。
所用期間、約2か月弱。

<ひとこと>
内臓の不調は、薬を飲んでも治りません。
内臓を回復させる方法はただひとつ、休ませることです。
そして、血液や体液の循環をよくすることです。

冒頭に述べたように、一般的には内臓疾患と整体は結びつきません。
内科へ行くのが、妥当でしょう。
しかし、何年も病院へ通い、薬を飲み続けても治らない。
そんな方が、とても多いようです。
そして、藁にもすがりたい気持ちで、整体院へ来られます。

治る処置をしていないから、治らないのです。
この方の場合、7~8年患っていた症状が、たった2か月で消滅しました。
身体の持つ力には、いつもながら、本当に驚かされます。

整体においては、症状にアプローチはしません。
ただ、身体の緊張を解き、リラックスさせるだけです。
そうすれば、たいがいのことは、身体が治してくれるのです。

ただ、不調に陥ったのは、原因があります。
仕事や家庭のストレスが、それでしょう。
日常生活から、ストレスを無くすことはできません。
しかし、対処の仕方を変えることはできます。
そんな工夫も、大切です。

また、定期的に身体の緊張を解くことが大切です。
簡単な体操やヨガ、瞑想などもよいでしょう。
私のやっている武道稽古も、最適です。
その機会がないなら、月に1度でもいいから、整体施術を受けてください。
きっと、よい状態が保てることと思います。


このような痛みや不調を抱える方は、ぜひお近くの信頼できる整体師の先生に相談してみてください。
私の整体院のウェブサイトで、同系療法の先生を紹介しています。
信頼できる先生ばかりですので、ぜひ参考になさってください。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。