ソーシャルメディアをどう使うか? | 「整体師」という生き方 ~ 一灯照隅、万灯照国 ~

ソーシャルメディアをどう使うか?

みなさん、こんにちは!
無痛整体師、武道家の西田です!

いま、マーケティングが、変化しつつあります。
テレビCMや新聞折り込みチラシなどのマスメディアや、一方的な売り込みは、石器時代のもの・・・とさえ、言われています。

マスメディアの利用は、概してお金がかかります。
折り込みチラシは、1万枚配布するなら、安くても5万円くらいかかります。
情報誌なら、小さな広告枠でも、約5万円かかります。
1ページ広告なら、20万円以上もします。
私の経験上、いずれも、効果は非常に低かったです。
一人、新たなお客さまに来ていただくためのコストは、約5万円です。

旧式の整体学校では、相変わらずチラシの作り方を教えています。
もちろん、マスメディアが有効な地域もあります。
しかし、私の開業している地域では、そうではありませんでした。

開業からしばらくの間、私は大金をどぶに捨てました。
チラシや情報誌などのマス広告に、百万円以上を費やしたのです。

しかし、その経験は無駄になっていません。
たいへん「貴重な経験」として、実に生きています。

整体師など、個人事業主はマスメディアには手を出すべきではない。
お金をかけず、しかも良質なお客さんを呼ぶ方法がある。
大金をどぶに捨てた結果、それを必死になって探すことができました。

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マス・マーケティングから、DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)へ。
さらに、ソーシャルメディア・マーケティングへ。

時代は、そうなりつつあります。
一方的な売り込みに、生活者は飽き飽きしています。
事業主の宣伝文句など、誰も信用しません。
整体など、供給過剰の市場においては、言わずもがなです。

アメーバブログやFacebookなどのソーシャルメディア。
これらの隆盛が、個人事業主にとって、追い風となりつつあります。
この現象は、事業が社会性を帯びる必然性を示している。
私は、そう考えています。

特にFacebookユーザが、いまどんどん増えています。
Facebookは、コミュニケーションインフラとして定着しつつあります。

そのような中で、

「どう使えばいいのでしょうか?」

と、時々、質問を受けます。

多くの方は、何を書けばいいのか、そこに着目します。
もちろん、それも大切です。
しかし、忘れてはならないのは、Facebook等のソーシャルメディアは、

「つながりを作るためのものである」

ということです。
ソーシャルメディアで得たつながりを、生活や仕事に生かす。
そのために、まずはつながりを作る、育てる。
そういう視点が、重要です。

やり方は、現実社会で友人を作るのと同じです。
大切なのは、礼儀であり、心遣いです。

見知らぬ人と知り合いになるために、あなたは何をしますか?
素性がよくわからない人間に、近づきたいと思いますか?
また、自分のことばかりを一方的に話す人間をどう思いますか?
自慢話や売り込みばかりされたら、どう感じますか?
どんな人に、好感をもちますか?

何を書くか、何を投稿するか。
それも重要です。
しかし、それ以前に大切なのは、

「どうふるまうか」

だと私は思います。

現実社会において大切なのは、まずは人の話を聴くことです。
相手に関心を持つということです。

Facebookであれば、「いいね!」ボタンがあります。
コメントもつけられます。
投稿された記事をシェアすることもできます。

まずは、そこから始めてはいかがでしょうか。

「与えるものが、受け取るものである」

これは、ソーシャルメディアにおいても同じです。
まずは与えることが大切ですが、多くの人はここを勘違いします。
情報を発信することだけが、与えることではありません。
むしろ、ソーシャルメディアにおいての一方的な情報発信は、要注意です。
下手をすると、押しつけになりかねないからです。

簡単にいうと、人との付き合いにおいて、

「与える=共感する」

ことだと、私は思います。

そのことを忘れて、自分のことばかり、発信する・・・
内容は、売り込みや、自慢話ばかり・・・
気付いたら、周囲に誰もいない・・・

これでは、マス広告の考え方を、ソーシャルメディアにのせただけ。
効果は、まったく期待できません。
そんなことにならぬよう、注意したいものです。

ソーシャルメディアを一過性の流行という見方をしては、なりません。
ソーシャルの意味を考えていただきたいのです。
事業が社会性を帯び、真に世のため、人のために何をすべきかが問われる時代が到来しているということです。
基盤となるのは、事業主の想いであり、志です。
真心、良心、愛、情熱、誠意・・・その有無が、真に問われます。
言い換えれば、本物だけが生き残る時代でもあります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。