今週は入院・手術です | 膀胱がんですといわれて切除

膀胱がんですといわれて切除

重症肺炎で入院し、明日退院という日にと偶然発見

26日入院、27日朝から心臓手術です。

 

心臓のオペといっても開胸手術ではないので短期の入院になります。順調であれば来週の今頃家に戻っているかもね。

 

手術は脚の付け根、鼠径部からカテーテルを静脈に挿入して大静脈を上行し、右心房に入ります。右心房から左心房へカテーテルを運び、先端部に取り付けたニッケルチタン合金の金属球を左心房の耳、左心耳に運び、耳穴を閉鎖する手術です。ウウォッチマン、あるいは左心耳閉鎖術と呼ばれています。血栓はこの左心耳で生成されるといわれており、脳梗塞や肺塞栓の原因の血栓の生成を防ぐ予防的手技です。

 

基礎疾患に不整脈、心房細動という現象が起き、脳梗塞の危険があります。長嶋茂雄さんというプロ野球の大レジェントがおりますが、彼も心房細動でした、十分な治療が出来なかったので脳梗塞を発症してしまったというのはよく例に挙げられています。

 

先日、麻酔医の女医先生から今回の手術では全身麻酔を使うのでその説明を受けました。

 

ステントが右心房から左心房へどうしてストレートに移動させることが出来るんですかと質問したら。そんな事勉強して質問してきた患者は初めてですと言われた。

 

人体解剖図では背骨に沿って大動脈と大静脈が走っています。

大動脈は心臓の左心室から全身の細胞に血液、すなわち酸素を運んでいきます。汚れた血液は毛細管から集められて静脈、大静脈となって心臓に戻ります。心臓では右心房に入り、心臓の弁で分けられた右心室に運ばれ肺動脈を通して肺へ運ばれ炭酸ガスと酸素の置換が行われ肺静脈として左心房に入り、左心室から全身へ大動脈となって新鮮な血液として酸素を全身に運びます。

 

簡単な図解はYouTubuをおかりしました。

 

血液の循環 | NHK for School

 

資料篇~人体のふしぎ~(9)循環器・血管 (youtube.com)

 

女医先生は赤ちゃんの頃左心房等心房の間は穴が開いているそうです。今回はその穴を使って右心房に入ったカテーテルを左心房に挿入すると一致ました。よくわかりません、空いた穴は今回どう修復するのか疑問、質問は残ります。

 

麻酔の様子を図解した漫画の小冊子をもらってきました。

 

 

 

今回の全身麻酔中、手首の動脈には血圧のモニタリングのためのセンサーが挿入され、口からは呼吸確保の管が気管へ挿入されるようです。また同時に口から食堂へ心エコー用の管が入れられ心臓の近くから心臓の画像を見たリングしながらカテーテルの導入を監視するようです。いずれの管も寝ているうちに挿入され、終了時に抜かれるので覚醒した時は喉に岩化bbだけを感じるようです。

 

 

 

 

 

 

 

今は麻酔から目覚めることだけが不安です。